インフラエンジニアのオススメ資格一覧&ランキング!【とるべき順番と難易度】

当ページのリンクには広告が含まれています。
インフラエンジニアにおすすめの資格ランキング
インフラエンジニアに興味がある人

インフラエンジニアへ転職するために、とっておくと有効な資格はあるのだろうか…

インフラエンジニア

インフラエンジニアとしてスキルを上げていくためにはどんな資格をどんな順番でとっておくと良いのだろうか…

インフラエンジニアは、ITエンジニアの中でも資格があり転職やキャリアアップに役立ちやすいです。

なぜならば、インフラエンジニアの資格取得を通じて学ぶ内容は実業務に直結するからです。

一方で、インフラエンジニアに関する資格は多いため、どんな順番でどの資格をとっていくかのロードマップ設計が重要です。

この記事では、実際にインフラエンジニアとして勤務経験のある筆者が、インフラエンジニアに関する各資格の詳細・難易度・とるべき順番等について解説しています。

この記事を読めば、インフラエンジニアの各資格について詳細ととるべき順番を理解し、あなたがキャリアアップや年収アップできる可能性が高まります。

目次

インフラエンジニアにおすすめの資格一覧ランキング

実際にインフラエンジニアとして勤務してきた体験をふまえた、オススメランキングは以下です。

インフラエンジニアにおすすめの資格ランキング1位:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主催している情報処理技術者試験の1つです。情報処理技術者試験は経済産業省が「情報処理の促進に関する法律」に基づいて認定している国家試験です。

基本情報技術者試験に合格すれば、ITエンジニアとしての基礎的な知識を体系的に身に付けられます。

回答方法は選択式で、下記のカテゴリからまんべんなく出題されます。

  • 基礎理論
  • コンピュータシステム
  • 技術要素
  • 開発技術
  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント
  • システム戦略
  • 経営戦略
  • 企業と法務

インフラエンジニアの領域に限らず出題されますが、いずれもIT業界で仕事をしていく上で知っておくべき知識です。

試験勉強を通してITの基礎知識を身に付けられるので、業務内容が理解しやすくなります。

よって基本情報技術者試験は、インフラエンジニアに最もおすすめの資格です。

試験名基本情報技術者試験(FE)
試験日随時実施
試験方式試験会場に用意されたコンピュータを使用して解答する方式
出題形式科目A(90分で60問・四肢択一選択式)+科目B(100分で20問・多肢選択式)
合格基準点科目A・科目Bともに60点以上(100点満点中)
受験料7,500円(税込)
合格率40%前後
受験に必要な前提なし
取得後の資格有効期限なし

基本情報技術者試験がオススメな人

  • インフラエンジニアへの転職を検討しているIT業界未経験者
  • インフラエンジニアとして働き始めて1年未満の人
基本情報技術者を取得するならスタディングがオススメ

スマホ1つでいつでもどこでも動画で学習できるスタディングが最適です。

\ 完全無料で全機能を試せる! /

  • 動画講義満足度92.1%!
  • 問題集満足度89.5%!
  • 続けやすさ実感度89.1%!

今なら無料お試し登録者限定で、短期合格のコツがわかる合格セミナー動画を視聴できます。

\ 完全無料で全機能を試せる! /

  • 動画講義満足度92.1%!
  • 問題集満足度89.5%!
  • 続けやすさ実感度89.1%!

今なら無料お試し登録者限定で、短期合格のコツがわかる合格セミナー動画を視聴できます。

インフラエンジニアにおすすめの資格ランキング2位:応用情報技術者試験

応用情報技術者試験もIPA主催の情報処理技術者試験の1つで、国家試験です。

基本情報技術者試験の上位試験にあたります。

出題されるカテゴリは基本情報技術者試験と同じですが、より専門的な知識が問われます。既にインフラエンジニアとしてある程度の経験がある人はぜひ取得しておきたい資格です。

自身が経験してきた業務を新たな視点で見つめ直すきっかけとなる他、馴染みがない分野の知識を深められるためスキルアップに役立ちます。

インフラエンジニアとしてのキャリアアップの方向に迷っている人にとっては、進みたい方向性を明確にするのに役立つ一面もあります。

試験名応用情報技術者試験(AP)
試験日春期(4月)・秋期(10月)
試験方式筆記
出題形式午前(150分で80問・四肢択一選択式)+午後(150分・分野別の11問から5問を選択・記述式)
合格基準点午前・午後ともに60点以上(100点満点中)
受験料7,500円(税込)
合格率25%前後
受験に必要な前提なし
取得後の資格有効期限なし

なお、応用情報技術者試験の上位試験として専門分野別の高度試験があります。インフラエンジニアとしてのキャリアに応じて、下記の資格取得を目指すのもおすすめです。

  • ネットワークスペシャリスト(NW):ネットワークエンジニア向け
  • データベーススペシャリスト(DB):データベースエンジニア向け
  • 情報処理安全確保支援士試験(SC):セキュリティエンジニア向け
  • プロジェクトマネージャ試験(PM):プロジェクトマネージャを目指す人向け

応用情報技術者試験の合格から2年以内であれば高度試験の一部が免除されます。

応用情報技術者試験がオススメな人

  • インフラエンジニアとして働き始めて3~5年以上の人
  • インフラエンジニアとしてのキャリアアップの方向性に迷っている人
応用情報技術者を取得するならスタディングがオススメ

スマホ1つでいつでもどこでも動画で学習できるスタディングが最適です。

\ 完全無料で全機能を試せる! /

  • 動画講義満足度92.1%!
  • 問題集満足度89.5%!
  • 続けやすさ実感度89.1%!

今なら無料お試し登録者限定で、午後試験の対策講座動画を視聴できます。

\ 完全無料で全機能を試せる! /

  • 動画講義満足度92.1%!
  • 問題集満足度89.5%!
  • 続けやすさ実感度89.1%!

今なら無料お試し登録者限定で、午後試験の対策講座動画を視聴できます。

インフラエンジニアにおすすめの資格ランキング3位:AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト

AWS認定は、Amazon社のパブリッククラウドサービスであるAWS(Amazon Web Services)に関する知識・技能を証明する認定です。

パブリッククラウドについての体系的な知識を持っていることは、インフラエンジニアとして活躍するうえで必須となっています。

クラウド化が進み、パブリッククラウドサービスを利用する企業が増えてきているためです。

AWS認定にはいくつかのカテゴリがあり、「ソリューションアーキテクト」ではAWSを利用したシステムの設計ができる能力が求められます。

Amazon社のほか、Microsoft社やGoogle社もパブリッククラウドサービスを提供しています。それぞれサービス名は「Microsoft Azure」と「Google Cloud Platform」で、各サービスに認定資格があります。

業務でMicrosoft社やGoogle社のパブリッククラウドサービスに関わっている場合は、サービスに応じた認定資格を取得するのもおすすめです。

現状ではAWSのシェアが最大であり、認定資格の体系がわかりやすいため、オススメ度合いはAWSが優ります。

AWS認定は特定の製品知識を深める「ベンダー試験」に相当するため、AWS独自の用語について理解する必要があります。

実際にAWSを操作しながら試験勉強すれば、パブリッククラウドの概念や仕組みを理解できます。

出題の多くはAWS独自の製品についてですが、同様の要素は他のパブリッククラウドサービスにも存在します。

そのため、他のパブリッククラウドサービスの利用時にもスキルを活かせる点がAWS認定の魅力です。

オンプレミス環境(物理機器)や仮想化(プライベートクラウド)の理解・経験がないと理解しにくいため、インフラエンジニア未経験者にはおすすめしません。

インフラエンジニアとして経験がある人のスキルアップとして有効な資格といえます。

試験名AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト(AWS Certified Solutions Architect - ASSOCIATE / SAA-C03)
試験日随時実施
試験方式オンライン受験
出題形式130分で65問(択一選択・複数選択)
合格基準点720点(1000点満点中)
受験料20,000円(税込)
合格率未公開
受験に必要な前提なし
取得後の資格有効期限3年間(再認定には再合格または上位試験合格が必要)

なおAWS認定は次の4つのレベルがあります。

  • ファンデーショナル(FOUNDATIONAL)
  • アソシエイト(ASSOCIATE)
  • プロフェッショナル(PROFESSIONAL)
  • スペシャリティ(SPECIALTY)

パブリッククラウドについてほとんど理解がない人は、事前に「AWS認定 クラウドプラクティショナー - ファンデーショナル」の取得をおすすめします。

「ソリューションアーキテクト - アソシエイト」の合格後は、上位試験である「ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル」を目指すとよいです。

なおスペシャリティレベルは、専門分野をさらに掘り下げる試験です。

AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイトがオススメな人

  • インフラエンジニアとしてオンプレミス・プライベートクラウドの経験がある人
  • パブリッククラウドサービスを活用するプロジェクトに関わるインフラエンジニア
  • パブリッククラウドサービスを活用したいインフラエンジニア

インフラエンジニアにおすすめの資格ランキング4位:LinuC レベル1・レベル2

LinuCはLPI-Japan(オープンテクノロジー技術者認定機関)が認定する資格です。

LinuCの認定試験を通して、オープンソースであるLinuxについての汎用的な知識・技術を実践的に習得できます。

LPI-JapanがLinux技術力認定に使用する試験は2018年までは「LPIC」でしたが、その後「LinuC」に変更されました。インフラエンジニアの新人がとる資格と言えばLPIC、というイメージを持つ人も多く、その感覚はLinuCになっても変わりません。

LinuxはOSの一種で、インフラエンジニアにとってLinux OS の操作ができることは必須条件です。

LinuCの資格取得により、Linux OSの基本的な操作方法やシステム管理の考え方を理解できます。

これにより、企業のシステムで使用されることの多い商用化Linux(Red Hat Enterprise Linuxなど)についてもスムーズに扱えるようになります。

レベル1レベル2
受験対象・インフラエンジニアへの転職を目指す人
・これからインフラエンジニアとして働いていく人
Linuxについての知識・技能を深めたいインフラエンジニア
資格取得で証明できることLinuxの基本操作・サーバー単体でのシステム管理の知識および技能Linuxを含むシステム全体の設計・構築・管理や、サーバーの機能別に必要となる知識および技能

なおLinuCレベル1・レベル2の認定には、それぞれ2つの試験への合格が必要です。

認定名LinuCレベル1
試験名101試験:LinuC Level1 Exam 101
102試験:LinuC Level1 Exam 102
(5年以内に両方合格で認定)
試験日随時実施
試験方式オンライン受験
出題形式85分で60問(選択・入力)
合格基準点未公開(65~75%程度の正解率で合格点)
受験料16,500円(税込)/1試験あたり
合格率未公開
受験に必要な前提なし
取得後の資格有効期限なし
ただし有意性の期限は5年間(再認定には再合格または上位試験合格が必要)
認定名LinuCレベル2
試験名201試験:LinuC Level2 Exam 201
202試験:LinuC Level2 Exam 202
(5年以内に両方合格で認定)
試験日随時実施
試験方式オンライン受験
出題形式85分で60問(選択・入力)
合格基準点未公開(65~75%程度の正解率で合格点)
受験料16,500円(税込)/1試験あたり
合格率未公開
受験に必要な前提レベル1認定の取得
取得後の資格有効期限なし
ただし有意性の期限は5年間(再認定には再合格または上位試験合格が必要)

LinuCがオススメな人

レベル1インフラエンジニアへの転職を検討しているIT業界未経験者
インフラエンジニアとして働き始めて1年未満の人
レベル2インフラエンジニアとして働き始めて1~3年以上の人
Linux OS のサーバー設計・構築・管理をメイン業務とするインフラエンジニア

インフラエンジニアにおすすめの資格ランキング5位:ORACLE MASTER Silver

ORACLE MASTERはOracle社が運営するベンダー資格で、Oracle Databaseの管理スキルを持つことが証明できます。

データベース製品としてはMySQL・MariaDB・PostgreSQLといったオープンソースソフトの利用も増えてきました。一方で大企業など堅牢なシステムが必要とされる場合は、依然としてOracle Databaseを使用することが多いです。

そのため、データベースに強いインフラエンジニアを目指したいという人は、ORACLE MASTERの取得が効果的です。

今後ますますデータの重要性が増していく中で、データベースを扱えるインフラエンジニアの需要は増していくと予想されます。

ORACLE MASTERの取得を通してデータベース管理のスキルを得ることで、インフラエンジニアとしてのスキルアップに繋げましょう。

ORACLE MASTERのレベルは次の4段階です。

ORACLR MASTERのレベル
  • Bronze
  • Silver
  • Gold
  • Platinum

Silverの認定には、データベースの運用管理に関する知識・スキルのほか、SQL言語による操作・管理スキルが身についている必要があります。

基礎知識に不安がある人はBronzeからステップアップすることも可能です。

認定名ORACLE MASTER Silver DBA 2019
試験名Oracle Database Administration I(1Z0-082-JPN)
試験日随時実施
試験方式試験会場に用意されたコンピュータを使用して解答する方式
出題形式120分で72問(選択式)
合格基準点60%
受験料37,730円(税込)
合格率未公開
受験に必要な前提なし
取得後の資格有効期限なし

ORACLE MASTER Silver がオススメな人

  • データベースに強いエンジニアを目指したい人
  • Oracle Databaseの設計・構築・管理をメイン業務とするインフラエンジニア

インフラエンジニアがとるべき資格の順番ロードマップ

闇雲に資格を勉強するのはオススメしません。

なぜならば、資格によって難易度や勉強すべき幅・深さが全く異なるからです。

インフラエンジニア未経験・初級者から、インフラエンジニアとしてレベルを上げていくまでの間でとるべき資格の順番について以下解説します。

インフラエンジニアがとるべき資格の順番①

インフラエンジニアが最初に取得すべき資格は、「基本情報技術者試験」です。

IT業界で働く人間として最低限の基礎知識を体系的に学べるためです。

自分の業務の位置づけや業務の背景にある理論を知っておくことで、業務を円滑に進められます。

IT業界の常識ともいえる用語や考え方を網羅した試験でもあるため、IT業界への転職を考えている人もぜひ挑戦することをおすすめします。

インフラエンジニアがとるべき資格の順番②

続いては「LinuC レベル1・レベル2」の取得をおすすめします。

LinuC レベル1は難易度としては基本情報技術者試験よりも易しいですが、レベル2認定の取得のためにはレベル1認定の取得が必要です。

実務で必要なコマンドやLinuxの仕組みについて知ることで、より実践的なスキルを身に付けられます。

インフラエンジニアがとるべき資格の順番③

続いては「AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト」です。

実務経験を通してクラウド技術の概念について大まかに理解できた段階で、AWS認定に挑戦してみましょう。

パブリッククラウドサービスの実践的なスキルや提案に必要な知識を得ることで業務の幅が広がります。

インフラエンジニアがとるべき資格の順番④

続いては「ORACLE MASTER Silver」です。

データベースを扱えるインフラエンジニアとしてのスキルをアピールできます。

他にもさまざまなベンダー資格がありますが、有効期限がないという点が魅力の1つです。

今は必要ないという場合でも余裕があれば取得しておいて損はありません。

インフラエンジニアがとるべき資格の順番⑤

ある程度の実務経験を積んだら、「応用情報技術者試験」を取得しましょう。

インフラエンジニアとして設計・構築・運用のプロジェクト経験があればそこまで勉強時間を確保しなくても合格が可能です。

応用情報技術者試験を取得したあとは、情報処理技術者の高度資格(専門分野の資格)の取得に挑戦することをおすすめします。

インフラエンジニアの資格を取得するための勉強法

資格は取得することだけを目的にしては意味がありません。

「資格を持っているだけで実務にはなんの役にも立たない」という状態は信頼を落とし、転職やスキルアップには逆効果です。

そのため、資格の勉強では内容を理解することが重要です。

個人的におすすめする勉強法について紹介します。

  • シラバスに目を通し、試験の概要を把握する
  • テキストと過去問を入手する
  • テキストを読み込む
  • 操作方法などを学ぶ場合は実際に手を動かす
  • 過去問をできるだけたくさん解く

以下、順に解説します。

STEP

シラバスに目を通し、試験の概要を把握する

試験のシラバスは試験のサイトで公開されています。まずはシラバスに目を通し、合格のために理解すべき内容を把握します。

この時点で意味が分からないものがあっても問題ありません。推奨の学習方法が試験のサイトに記載されている場合もあるため、併せて目を通しておきましょう。

STEP

テキストと過去問を入手する

続いて、テキストと過去問を入手します。テキストは実際に書店に行って中身を確認し、直感的に自分が見やすいと思うものを選ぶことをおすすめします。

過去問については問題集ではなく、実際に過去の試験で出題されたものを入手するのがポイントです。

試験のサイトにて無料で公開している場合もあります。

STEP

テキストを読み込む

テキストを入手したら、内容を読み込んでいきます。

知らない用語や理解しにくい部分があったら都度調べるようにしましょう。インターネット検索や書籍を利用して、自分なりに理解することが大切です。

試験勉強というと単語をそのまま記憶しようとしてしまいがちですが、そのような記憶は大抵役に立ちません。単語を覚えるのではなく、仕組みを理解することを心がけましょう。

仕組みを理解するのは時間がかかるため遠回りに思えますが、実際の業務に資格を活かすためには欠かせないポイントです。

STEP

操作方法などを学ぶ場合は実際に手を動かす

資格によってはコマンドや操作方法を覚える必要があるかと思います。

その場合は、実際にコマンドを打つ・操作する環境を整え、手を動かして覚えるのがおすすめです。

自分のパソコンで検証環境を構築する、インターネット上で提供されているデモ環境を利用するなど工夫してみてください。可能であれば職場の検証機を利用するという方法もあります。

STEP

⑤過去問をできるだけたくさん解く

テキストや実機操作で内容を理解できたらひたすら過去問を解き、間違えた箇所はテキストや実機操作で復習します。

自分の弱みを補強するとともに、出題傾向を知り問題文の癖に慣れることが目的です。

なお、インフラエンジニアとして経験がある人は、できるだけ実経験に紐づけながらテキストを読むことで理解しやすくなります。

自分で学習環境を整えるのが難しい人は、対象の試験向けの講座を受講するという方法もあります。職場によっては資格取得のための教材費の補助や資格取得金の補助、合格した場合の資格奨励金を用意しているところもあるため、最大限活用しましょう。

インフラエンジニアの資格の難易度一覧

資格の取得を目指すにあたっては、各資格の難易度を把握しておくことが大切です。

なぜならば、自分のレベルとはかけ離れた難易度の資格の勉強にとりくんでしまうと、そもそも必要な前提知識を持っていないため全く理解できず挫折してしまうからです。

以下、難易度を紹介します。

最高難易度のインフラエンジニアの資格

  • 情報処理技術者試験の高度試験(ネットワークスペシャリスト・データベーススペシャリストなど)
  • AWSのSPECIALTY試験
  • ORACLE MASTER Platinum
  • LinuC システムアーキテクト

上記は各資格の最上位レベルの資格となるため、難易度が高いです。

これより難易度の低い資格が包括的なスキルを持つことを証明するのに対して、最高難易度の資格は専門的なスキルを持つことを証明します。

試験形式としても実技や文章問題の割合が増え、深い知識と技術力が求められます。

業務に関わる専門分野に対する理解をより深め、エキスパートとしての信頼性を資格によって証明したい場合に挑戦するべき資格です。

難易度高のインフラエンジニアの資格

  • 応用情報技術者試験
  • AWS認定 ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル
  • LinuC レベル3
  • ORACLE MASTER Gold

上記は比較的難易度の高い資格です。

未経験者や初心者では取得が難しいため、一つ下のレベルの資格取得やある程度の実務経験を前提に取得を目指しましょう。

既にインフラエンジニアとして活躍している人にとっては、スキルアップを目指すためにぜひとも挑戦したい資格です。

資格取得にはそれなりの勉強時間の確保が必要となるため、業務と関わりが深い資格の取得を目指し効率的に学習することをおすすめします。

難易度中のインフラエンジニアの資格

  • 基本情報技術者試験
  • AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト
  • LinuC レベル2
  • ORACLE MASTER Silver

上記の資格はインフラエンジニアとしての基本的なスキルを証明する資格です。

IT未経験者は一つ下のレベルの資格から学習したほうがよい場合が多いです。

すでにインフラエンジニアとしての経験がある場合は、年数経過とともにスキルアップに有利に働く機会は減っていきます。

入社・転職後1~2年以内には取得しておくことで、その後のスキルアップがしやすいです。

自身の強みにしたい分野の資格にフォーカスし、より上位の資格を目指すきっかけとするとよいです。

難易度低のインフラエンジニアの資格

  • 情報処理技術者試験のエントリー試験(情報セキュリティマネジメント試験・ITパスポート試験)
  • LinuC レベル1
  • AWS認定 クラウドプラクティショナー - ファンデーショナル
  • ORACLE MASTER Bronze

IT未経験者でインフラエンジニアへの転職を考えている人が、IT業界のことを知るために利用できる資格です。

知識を得ようとする意欲を証明するという効果もあります。

インフラエンジニアとしてのスキル証明となるほどの力はありませんが、基礎知識をつけることで上位の資格取得をスムーズに取得できます。

まとめ

以上、インフラエンジニアにオススメの資格一覧を解説しました。改めてまとめると以下の通りです。

インフラエンジニアにオススメの資格ランキング1位基本情報技術者試験
2位応用情報技術者試験
3位AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト
4位LinuC レベル1・レベル2
5位ORACLE MASTER Silver
インフラエンジニアがとるべき資格の順番ロードマップ①基本情報技術者試験
②LinuC レベル1・レベル2
③AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト
④ORACLE MASTER Silver
⑤応用情報技術者試験
インフラエンジニアの資格を取得するための勉強法①シラバスに目を通し、試験の概要を把握する
②テキストと過去問を入手する
③テキストを読み込む
④操作方法などを学ぶ場合は実際に手を動かす
⑤過去問をできるだけたくさん解く
インフラエンジニアの資格の難易度一覧最高難易度情報処理技術者試験の高度試験
(ネットワークスペシャリスト・データベーススペシャリストなど)
AWSのSPECIALTY試験
ORACLE MASTER Platinum
LinuC システムアーキテクト
難易度高応用情報技術者試験
AWS認定 ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル
LinuC レベル3
ORACLE MASTER Gold
難易度中基本情報技術者試験
AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト
LinuC レベル2
ORACLE MASTER Silver
難易度低情報処理技術者試験のエントリー試験
(情報セキュリティマネジメント試験・ITパスポート試験)
LinuC レベル1
AWS認定 クラウドプラクティショナー - ファンデーショナル
ORACLE MASTER Bronze
オススメの資格ランキング1位基本情報技術者試験
2位応用情報技術者試験
3位AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト
4位LinuC レベル1・レベル2
5位ORACLE MASTER Silver
とるべき資格の順番ロードマップ①基本情報技術者試験
②LinuC レベル1・レベル2
③AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト
④ORACLE MASTER Silver
⑤応用情報技術者試験
資格を取得するための勉強法①シラバスに目を通し、試験の概要を把握する
②テキストと過去問を入手する
③テキストを読み込む
④操作方法などを学ぶ場合は実際に手を動かす
⑤過去問をできるだけたくさん解く
資格の難易度一覧難易度
最高
情報処理技術者試験の高度試験
(ネットワークスペシャリスト・データベーススペシャリストなど)
AWSのSPECIALTY試験
ORACLE MASTER Platinum
LinuC システムアーキテクト
難易度
応用情報技術者試験
AWS認定 ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル
LinuC レベル3
ORACLE MASTER Gold
難易度
基本情報技術者試験
AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト
LinuC レベル2
ORACLE MASTER Silver
難易度
情報処理技術者試験のエントリー試験
(情報セキュリティマネジメント試験・ITパスポート試験)
LinuC レベル1
AWS認定 クラウドプラクティショナー - ファンデーショナル
ORACLE MASTER Bronze

以上、インフラエンジニアの資格取得を検討している人は参考にしてください。

SNSでシェア
  • URLをコピーしました!
目次