【やめとけ】インフラエンジニアはきつい・つらいと感じる人の特徴【体験談】

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インフラエンジニアはきついと感じる人
インフラエンジニアに興味がある人

インフラエンジニアという職種に興味あるけど、転職して大丈夫だろうか… 自分の性格と合っていなかったら早期離職リスクがあるので詳細を知りたい…

インフラエンジニアに向いていない人の特徴は情報が出回っていないですよね。

インフラエンジニアの実態に関する情報はまだ世の中に少ないです。なぜならば、インフラエンジニアという職種自体がIT業界固有の職種だからです。

この記事では、インフラエンジニアの転職はやめとくべき人の特徴から逆に向いている人の特徴まで、実体験に基づき詳細を告白しています。

この記事を読めば、インフラエンジニアへの転職をやめとくべきか否か理解し、転職失敗のリスクを回避できます。

目次

インフラエンジニアはきつい・つらいと感じる人の3つの特徴

  • コミュニケーションを取るのが苦手な人
  • 集中力がない人
  • 全体像や影響を想像する力がない人

以下、順に解説します。

コミュニケーションを取るのが苦手な人

人と会話するのが嫌いな人・基本的なコミュニケーションができない人は、インフラエンジニアに向いていません。

インフラエンジニアが担当するシステム基盤は規模が大きく、多くの人が協力することで成り立っているからです。

以下のように、インフラエンジニアはさまざまな人とコミュニケーションを取りながら業務を進めていく必要があります。

インフラエンジニアが関わる人の例
  • 同じシステムを担当するチームメンバー
  • 隣接するシステムを担当するインフラエンジニア
  • 担当するシステム上で動いているアプリケーションの担当エンジニア
  • 監視などの一次受付をするオペレーター
  • ハードウェアベンダー
  • システムを利用するユーザー(顧客)

インフラエンジニアはチームでひとつのシステムを担当することが多いため、チーム内での役割分担が不可欠です。

システムの設計・構築や問題解決の際は、隣接するシステムのインフラエンジニアやアプリケーションの担当者と協力しながら業務を進めます。

運用・保守を担当するインフラエンジニアの場合は、オペレーターやハードウェアベンダーとの連携の機会が多くあります。

対応が必要な問題のエスカレーション元となるのがオペレーター、使用機器の物理的な故障への対応を依頼する先がハードウェアベンダーです。

必要に応じてインフラエンジニアから顧客に対し、報告や設定変更の提案を行うこともあります。

要件定義や設計を担当するインフラエンジニアであれば、営業担当者に同行し顧客の前で技術的な説明をします。

ただし、営業職のようにセールストークができる必要はありません。

インフラエンジニアに求められるのは、チームで仕事をしているという意識があれば自然と必要性がわかるような基本的なコミュニケーション能力です。

インフラエンジニアに求められるコミュニケーション能力の具体例
  • 適切な報告・連絡・相談
  • 事象や状況をわかりやすく的確に伝える
  • 人の話を聞き状況を理解する
  • 役割分担を明確にし合意を取りながら業務を進める

以上をふまえ、人と会話することを億劫がる人や円滑なコミュニケーションをとろうという意欲が持てない人は、インフラエンジニアはきつい・つらいと感じます。

集中力がない人

集中力がなく注意が散漫になってしまう人は、インフラエンジニアを目指すのはやめましょう。

なぜならインフラエンジニアの仕事は、ミスが許されないことが多いからです。

インフラエンジニアが担当する領域は、24時間365日の稼働が求められる場合がほとんどです。しかし、本番環境の設定変更はコマンドをひとつ打ち間違えただけでもサービスの稼働を止めてしまうことができます。

設定変更自体は単調な作業であることが多く、集中力や注意力がない人が対応すると些細なミスを起こしやすいです。

単純なミスがシステム停止につながり、顧客の業務を止めてしまうという場面を何度か見てきました。

たった一度のミスで顧客の信頼を失うことがあるほど影響力が大きいというのが、インフラエンジニアの仕事の特徴のひとつです。

そのため、絶対にミスは許されないという意識を持ち、単調に思える作業でも集中力を切らさずに責任感を持って業務にあたる必要があります。

以上をふまえ、集中力がない人はインフラエンジニアはきつい・つらいと感じます。

全体像や影響を想像する力がない人

次のような事に対する想像力がない人は、インフラエンジニアには不向きです。

  • システムの全体像がどうなっているのか
  • 自分の作業がどのような影響を及ぼすのか

大規模なシステムであるほどシステム全体の構成を把握するのは難しく、複数の資料を読んだ上で頭の中でイメージする力が必要となります。

単体のサーバーやネットワーク機器といった部分ごとの知識であれば、書籍などで学習することで身に着けることができます。

しかしインフラエンジニアとして活躍するためには、それぞれの機器がどのように連携し、全体としてどんな働きを担っているかの理解が不可欠です。

システム構成は顧客の業務によって多種多様であり、まったく同じものはありません。知識や経験をベースに想像力を働かせ素早く全体像を把握することで、質のいいサービスを提供することができます。

システムの全体像を把握していることが大前提ですが、自分の作業がシステムや顧客の業務に及ぼす影響を想像できるかどうかも重要です。

インフラエンジニアの担当領域は実際にシステムを使用するユーザーから遠く、サービスを支えているという実感が湧きにくいこともあります。しかしきちんとユーザーへの影響を想像できていれば、仕事の重要性を認識しやりがいを持って仕事ができます。

逆に想像力が欠けていると、顧客の業務を止めてしまうという最悪の事態を引き起こす可能性があるのです。

以上のことから、全体像や影響を想像することができない人はインフラエンジニアはきつい・つらいと感じます。

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアはITシステムの基盤となる領域を担当する技術者です。

通販サイトを例にした場合、利用者が見ている部分(コンテンツ)はシステムエンジニアやプログラマーといったアプリケーション担当者の領域です。

インフラエンジニアの担当領域は、「コンテンツ部分以外のすべて」であるといえます。

サイトを利用者に届けるための仕組みやデータの保存領域といった、システムの裏方を支えているのがインフラエンジニアです。

インフラエンジニアはきつい・つらいと感じにくい人

  • 幅広い知識を得ることを楽しめる人
  • 探究心がある人
  • 論理的思考能力がある人

以下、順に解説します。

幅広い知識を得ることを楽しめる人

幅広い知識を得ることが楽しいと思える人はインフラエンジニアに向いています。

なぜならインフラエンジニアの仕事は、知識の幅が広いほど活躍の機会が多くなるからです。

例えば「サーバーの管理」といってもサーバーの役割により設定内容が変わるため、様々なパターンを知っていく必要があります。

扱う製品によってコマンドの文法や操作方法が異なりますが、特定の製品知識だけがあっても成り立ちません。システム基盤のほとんどが複数の製品を組み合わせて構成されているためです。

定常業務や監視などの自動化のために、プログラミング言語を使ってシェルスクリプトを作る場合もあります。

さらにクラウドサービスの拡大とともに、ネットワーク・サーバー・ストレージの垣根がなくなっているのが現状です。

そのため、今後は広範囲の知識と技術を持つインフラエンジニアがますます重宝されるようになるでしょう。

「これだけわかっていればいい」と範囲を決めてしまうのではなく、常に好奇心を持って知識の幅を広げていける人ほどインフラエンジニアが向いています。

探究心がある人

納得がいくまで物事を深掘りしたり、自分なりに理解するために時間を使える「探究心のある人」はインフラエンジニアとして重宝されます。

顧客の要望をシステム化によって実現するのがインフラエンジニアをはじめとするIT業界の仕事です。この要望の実現にはさまざまな方法があり、システムに対する自分なりの理解がある人ほど顧客にとって有益なシステムの提案ができます。

またインフラエンジニアの業務の中で探究心がもっとも役立つのが、システムの障害対応です。

インフラシステムは監視機能を組み込んで運用することが大半で、異常を検知するとアラートが発報されます。アラート内容に対し適切な処理をすることでシステム停止につながる障害を未然に防ぐのが、運用担当のインフラエンジニアです。

インフラシステムの障害は原因が不明瞭なことが多く、その時々で調査をしながら問題を突き止めて改善策を打っていく必要があります。

答えが用意されていない問題に対し「謎解きのようで楽しい!」と思える人は、インフラエンジニアに向いています。

論理的思考能力がある人

論理的思考能力がある人はインフラエンジニアに向いています。

なぜならば、インフラエンジニアの仕事はスマートな問題解決能力が求められるからです。

具体的には、次のような考え方がインフラエンジニアの仕事に有利に働きます。

インフラエンジニアに必要な論理的思考能力の具体例
  • 筋道を立てて考え、人に説明できる
  • 多角的な視点から考えられる
  • 合理的な判断ができる
  • 優先順位を決めて物事を進められる

問題解決が上手で重宝されるインフラエンジニアは、上記のような考え方をもっている人が多いという印象です。

多くの人を巻き込みながら業務を進めていく際に、事象を整理し簡潔にわかりやすく伝える力は強みとなります。特にシステムの障害対応は時間的な制約があることが多く、合理的に問題を解決する能力が求められます。

またインフラエンジニアはマルチタスクが求められることが多いため、優先順位をつけて仕事を進める力も不可欠です。

以上をふまえ、論理的思考能力がある人はインフラエンジニアに向いています。

インフラエンジニアはきつい・つらいと感じる人にオススメの職種

  • プログラマー
  • IT営業
  • ITオペレーター

以下、順に解説します。

プログラマー

開発言語のコーディングに特化した職種であるプログラマーは、インフラエンジニアと比較して人と関わる機会が少ないです。

インフラエンジニアが「何でも屋」ならば、プログラマーは「職人」といったイメージです。

人と関わるのが得意ではないけれどITの仕事がしたいという人には、プログラマーをおすすめします。

IT営業

パソコンを前にずっと座っているのが苦痛な人や集中力が切れてしまいがちという人には、営業職をおすすめします。

コミュニケーション能力はインフラエンジニアよりも必要ですが、地道な作業は少ない傾向にあります。

IT営業はインフラを含むITに関する幅広い知識が必要となるため、ITに興味はあるけれどデスクワークは苦手という人にはIT営業がおすすめです。

ITオペレーター

想像力や探究心に自信がないという人は、ITオペレーターという選択肢があります。

ITオペレーターは「システムの運用・保守・管理をする」という点でインフラエンジニアと混同されることが多いです。しかしインフラエンジニアが問題の調査や根本解決まで行うのに対して、オペレーターはマニュアル通りの対応をするという点で異なります。

オペレーターの仕事は「一次対応」ともいい、マニュアルで解決できない場合はインフラエンジニアにエスカレーションして指示を仰ぎます。

システムのユーザーにより近い場所での業務となるため、やりがいを感じやすいという点がメリットです。

問題の深掘りは苦手だけれどシステムの安定稼働を支える一員として活躍したいという人には、ITオペレーターがおすすめです。

まとめ

以上、インフラエンジニアはきつい・つらいと感じる人の特徴について解説しました。改めてまとめると以下の通りです。

インフラエンジニアはきつい・つらいと感じる人の3つの特徴・コミュニケーションを取るのが苦手な人
・集中力がない人
・全体像や影響を想像する力がない人
インフラエンジニアはきつい・つらいと感じにくい人・幅広い知識を得ることを楽しめる人
・探究心がある人
・論理的思考能力がある人
インフラエンジニアはきつい・つらいと感じる人にオススメの職種・プログラマー
・IT営業
・ITオペレーター
インフラエンジニアはきつい・つらいと感じる人の3つの特徴・コミュニケーションを取るのが苦手な人
・集中力がない人
・全体像や影響を想像する力がない人
インフラエンジニアはきつい・つらいと感じにくい人・幅広い知識を得ることを楽しめる人
・探究心がある人
・論理的思考能力がある人
インフラエンジニアはきつい・つらいと感じる人にオススメの職種・プログラマー
・IT営業
・ITオペレーター

インフラエンジニアはきつい・つらいと感じる人の特徴にあてはまらない人は、ぜひインフラエンジニアへの転職を検討してみてください。

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