ITコンサルタントに興味あるけど、具体的な仕事内容がいまいちわからない…
ITコンサルタントの仕事内容はイマイチわかりにくいです。なぜならば、企業によってITコンサルタントの役割や位置づけが微妙に異なるからです。
この記事では、ITコンサルタントの仕事内容について、実体験に基づき詳細を解説しています。
この記事を読めば、ITコンサルタントの仕事内容を具体的に理解し、ITコンサルタントへの転職成功率が高まります。
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ITコンサルタントの仕事内容【何をする?】
- 課題のヒアリング
- 調査
- 提案
- 要件定義
- PMO
以下、順に解説します。
ITコンサルタントの仕事内容①課題のヒアリング
ITコンサルタントの役割はITによる顧客課題の解決です。そのため、顧客が今現在どういった課題をもつのかヒアリングは重要な作業です。
ヒアリング方法は主に以下の2つの方法があります。
メリット | |
---|---|
メールや文書でヒアリング | 証跡を残せる |
対面やWeb会議でヒアリング | スピーディーに話を進められ密なコミュニケーションができる |
ITコンサルタントの世界では、対面やWeb会議でのヒアリングの方が多いです。
なぜならば、対話形式のヒアリングの場合は顧客課題とあわせ他の重要情報のヒアリングができるからです。
基本的な方針や予算の認識合わせも一度にヒアリングできると顧客が回答する手間が減り、一度で情報が出揃うため今後の立案がスムーズに進みます。
顧客から情報を聞き出すコミュニケーションスキルに加え、顧客との信頼関係も重要なスキルの一つです。
ITコンサルタントの仕事内容②立案
顧客の課題を把握した後は、どのようなIT戦略で課題を解消するか検討します。立案フェーズでは、顧客の業務内容とシステムについて深い理解が必要です。
たとえば顧客が「業務の効率が悪い」という課題をもつ場合、ITコンサルタントとして課題を解決する方法として下記例が挙げられます。
- 既存システムの処理を改修
- 新規システムの開発
- RPAによる自動化
上記のうちどの案で提案するかを決めるためには以下のリサーチが必要です。
- 顧客業界のトレンド
- 顧客が現在使っているシステム
- 導入候補となるシステムの機能/コスト
その後は顧客とシステムのマッチングや費用対効果を総合的に考え、最終的な案を決定します。
ITコンサルタントの仕事内容③提案
案が決まったら、次は提案準備をします。ここで重要となるのはプレゼン力です。
顧客がシステム導入を検討する際、顧客は他企業からも提案を受けているケースが多いです。自社の案が採用されるには、自社の提案が顧客にとって最適であることを顧客に納得してもらう必要があります。
「何%の工数削減」、「XX円のコストカット」と数値で効果を示すとプレゼンに説得力をもたせられます。提案では数字に基づく綿密なシミュレーションと分かりやすい説明のスキルが重要です。
提案は基本的に顧客先に出向きプレゼン形式でおこないます。顧客の経営層や重役が参加することもあるため緊張しますが、プレゼンの練習をし、想定される質問をあらかじめ考えるなどして対策します。
ITコンサルタントの仕事内容④要件定義
ヒアリングや提案は顧客のシステム部署や経営層が相手ですが、要件定義ではシステムを使うユーザーを相手に、詳細なシステム要件を詰めていきます。
資料のやり取りや打ち合わせ、必要に応じてプロトタイプやサンプル画面を用意してデモをおこない、ユーザーと要件を合意します。
合意できたら要件定義書を作成し、ユーザーにレビューしてもらったら要件定義は完了です。
システムの画面上の動きなど目に見える部分だけでなく、非機能要件(性能やセキュリティ)もこの時点で合意できると今後のプロジェクトが円滑に進みます。
アプリとインフラ両方の観点でITに関する専門知識が求められます。
ITコンサルタントの仕事内容⑤PMO
企業やプロジェクトによっては専任のPMOが用意される場合もありますが、ITコンサルタントがPMOを担う場合があります。
小キャプションブロック組織内のプロジェクト管理を支援し、プロジェクトの成功を促進するための部門です。
PMOの具体的なタスクの例は以下です。
- プロジェクト全体のスケジュール策定
- 設計や開発工程の進捗管理
- 開発物の品質管理
- 外部ベンダーとのコミュニケーション
社内外の人と接する機会が多いためコミュニケーションスキルと、プロジェクト全体を管理するプロジェクトマネジメントスキルが求められます。
ITコンサルタントの具体的なスケジュール
ITコンサルタントは複数の案件を担当し、提案準備やPMOなど異なるフェーズのタスクを同時並行で進める場合も多いです。各種ステークホルダーとの会議も多く、計画的にマルチタスクを進めるスキルが求められます。
月曜日
時間帯 | 業務 |
---|---|
9:00~10:00 | メールチェック・一日のタスク確認 |
10:00~12:00 | 会議資料作成 |
13:00~14:00 | 社内会議(課題検討) |
14:00~17:00 | RPA導入提案に向けた効果シミュレーション |
17:00~18:00 | SEサポート |
火曜日
時間帯 | 業務 |
---|---|
9:00~10:00 | メールチェック・一日のタスク確認 |
10:00~12:00 | 会議資料作成 |
13:00~14:00 | 顧客向け会議(進捗報告) |
14:00~17:00 | RPA導入提案に向けた効果シミュレーション |
17:00~18:00 | メール返信 |
水曜日
時間帯 | 業務 |
---|---|
9:00~10:00 | メールチェック・一日のタスク確認 |
10:00~12:00 | RPA導入提案のための資料作成 |
13:00~14:00 | 社内会議(品質チェック) |
14:00~16:00 | SEサポート |
16:00~18:00 | 顧客QA対応 |
木曜日
時間帯 | 業務 |
---|---|
9:00~10:00 | メールチェック・一日のタスク確認 |
10:00~12:00 | RPA導入提案のための資料作成 |
13:00~14:00 | RPA提案資料 社内レビュー |
14:00~16:00 | 顧客QA対応 |
16:00~18:00 | ベンダーとの会議(要件確認) |
金曜日
時間帯 | 業務 |
---|---|
9:00~10:00 | メールチェック・一日のタスク確認 |
10:00~12:00 | RPA提案資料 フィードバック対応 |
13:00~14:00 | 社内会議(進捗確認) |
14:00~16:00 | SE成果物レビュー |
16:00~18:00 | RPA提案準備(日程調整や質疑応答の練習) |
ITコンサルタントに属するERPコンサルタントの仕事内容
ERPコンサルタントは、企業の基幹業務システムであるERPシステムの導入を専門とするITコンサルタントです。ERPコンサルタントの主な業務は以下です。
ERPシステムの導入に関する、
- 課題のヒアリング
- 立案
- 提案
- 要件定義
- システム設計
- 導入後の運用サポート
ERPコンサルタントの仕事内容は、ITコンサルタントの仕事内容がERPに特化したものと言えます。
ERPは企業の経営資源を管理するための重要なシステムであり、会計、在庫管理、販売管理、人事管理など、幅広い業務を統合的に管理します、従って、ERPの導入には幅広く専門的な知識が求められるため、ERPに特化したITコンサルタントであるERPコンサルタントへの需要があるという訳です。
ITコンサルタントに属するSAPコンサルタントの仕事内容
SAPコンサルタントは、世界で最も広く利用されているERPシステムであるSAPの導入や運用を専門とするITコンサルタントです。
企業の基幹業務を統合的に管理するためのシステムで、導入によって業務効率化やコスト削減、データ分析の精度向上などが期待できます。ドイツに本社を置くSAP社が開発元で、日本では現地法人のSAPジャパン社が提供しています。
SAPコンサルタントの主な業務は以下です。
- 企業の業務プロセスを分析し、SAPシステムの導入によって業務効率化やコスト削減を実現するための提案を行う
- SAPシステムの導入後、運用サポートや改善提案などを行い、企業の業務改革を支援する
SAPコンサルタントの仕事内容は、ITコンサルタントの仕事内容がSAPに特化したものと言えます。
ITコンサルタントに属するCRMコンサルタントの仕事内容
CRMコンサルタントは、顧客との関係性を管理するためのシステムであるCRM(Customer RelationshipManagement)の導入や運用を専門とするITコンサルタントです。
CRMシステムを導入することで、顧客情報の一元管理、顧客とのコミュニケーションの効率化、顧客満足度の向上などが期待できます。
CRMコンサルタントの主な業務は以下です。
- 企業の顧客情報や顧客との接点を分析し、CRMシステムの導入によって顧客満足度向上や売上増加を実現するための提案を行う
- CRMシステムの導入後も、運用サポートや改善提案などを行い、企業の顧客戦略を支援する
CRMコンサルタントの仕事内容は、ITコンサルタントの仕事内容がCRMに特化したものと言えます。
ITコンサルタントに属するSCMコンサルタントの仕事内容
SCMコンサルタントは、サプライチェーン全体の効率化を支援するシステムであるSCM(Supply ChainManagement)の導入や運用を専門とするITコンサルタントです。
SCMシステムを導入することで、在庫管理の最適化、物流コストの削減、納期管理の改善などが期待できます。
SCMコンサルタントの主な業務は以下です。
- 企業のサプライチェーン全体を分析し、SCMシステムの導入によってサプライチェーンの効率化やコスト削減を実現するための提案を行う
- SCMシステムの導入後も、運用サポートや改善提案などを行い、企業のサプライチェーンマネジメントを支援する
SCMコンサルタントの仕事内容は、ITコンサルタントの仕事内容がSCMに特化したものと言えます。
ITコンサルタントとSEとの違い
SEとITコンサルタントはITの専門家という点は同じですが、役割が異なります。
ITコンサルタントはITにより経営やビジネスの課題を解決することが役割です。業務効率の改善や法改正への対応など経営課題をもつ顧客の課題を分析し、顧客に合ったシステム対応を調査し提案します。そのため、ITと顧客業務についての知識、ヒアリングや説明のためコミュニケーションスキルが必要となります。
一方、SEの役割は品質の高いシステムを開発することです。IT知識やコミュニケーションスキルが必要な点はITコンサルタントと同じですが、SEは技術力が重要視されます。要件を満たし、ユーザが使いやすく、高負荷時も安定的に稼働するなどシステムに求められる基準は多いです。全ての基準を満たした高品質なシステムを納期内に開発する実装力がSEには重要となります。
上記のように、ITコンサルタントはITによる顧客の課題の解決、SEは品質の良いシステム構築と目的や役割に違いがあります。
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まとめ
以上、ITコンサルタントの仕事内容について解説しました。改めてまとめると以下の通りです。
ITコンサルタントの仕事内容
- 課題のヒアリング
- 調査
- 提案
- 要件定義
- PMO
ITコンサルタントに興味がある人は参考にしてください。ITコンサルタントの全般に関しては以下の記事で解説しています。