- 今すぐ転職は考えていないけど自分のキャリアはこのままでいいのか何となく不安…
- 転職した方がいいのか今の会社にとどまった方がいいのかわからない…
- 転職活動したいけど何から始めたらいいのかわからない…
転職活動をすべきか・今のままでいいのか、基準がわからずに迷っていませんか？
実は、転職市場に関する事実とトレンドは早めに知っておくべきです。
何故なら、転職市場の実態を知っているか知らないかで自分のキャリア戦略は大きく変わるからです。
例えばもしもあなたがラーメン屋を出店するとして、店を出す場所・ターゲットとなる顧客・競合の存在を全く考えずにラーメン屋を出したらどうなるでしょうか？
キャリアとは自分の労働力という商品を育て世の中に提供していくことに例えられます。
自分の商品をどう育てるかというキャリア戦略は市場の理解なしには描けません。
私は現在30代でこれまで2回の転職を経験しています。
転職関連書籍を読み転職活動の具体的なノウハウを知り実践してきました。
この記事では、私が転職活動を始めるにあたって読んだ中で特に役に立った書籍を紹介します。
この記事を読むと、現在の転職市場を知り、10年後に後悔しない自分のキャリア戦略を描くことができます。
35歳からの後悔しない転職ノート
この世の全30代に配りたい一冊です。
30代転職の生々しい現実を教えてくれています。
この本を30代で読めてよかったという安心感と、もしも知らずに30代を過ごしてしまったらという怖さの両方を感じました。
平成19年の雇用対策法改正により、企業は人材採用において年齢制限をかけることを禁止されています。では、30代以降のミドル層の転職市場は活性化したのでしょうか—――
それまで自分が持っていた楽観的な感覚と、転職市場で受ける企業からの厳しい評価とのギャップにガツンと衝撃を受ける書籍です。
決して甘くない現実を知ることから自分のキャリア戦略を検討しましょう。
転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール
転職活動は、今の仕事に不満を感じている人がするもの。
この考えが180度変わる一冊です。
終身雇用が崩壊した現在では、キャリア形成の意思決定権は会社ではなく個人に移行しています。
個人が自分の人生の目標を定め、その舵取りをしなければなりません。
転職は自分の人生の舵取りの手段です。
今の環境に何の不満を感じていなくても、人生の目標に近づくためには転職という選択肢を常に意識しておく。
転職という選択肢を自由自在に使いこなして、いち早く人生の目標を達成するマインドを学べる一冊です。
転職が僕らを助けてくれる――新卒で入れなかったあの会社に入社する方法
- あなたがやりたい仕事と今の仕事がかけ離れていたらあきらめるしかない
- 中途採用では即戦力を求められるから未経験の業務内容があれば転職できない
以上は全て思い込みに過ぎません。
- そもそも1回の転職で最終目標のやりたい仕事につくことが無謀。
2STEPの転職戦略を考えるべし - 求められる経験と自分の今の仕事との共通点を見つければ未経験でも採用される可能性がある
転職が普及した世の中では、自分の戦略次第で色んな闘い方ができると知れる一冊です。
自分の現状と理想との間のギャップに悩んでいる人には是非オススメします。
成功する転職面接 成否の9割は「準備」の質で決まる
キャリア本は読んだ、自己分析はした、職務経歴書は書いた、でも面接が苦手――
そんな人に絶対にオススメの1冊です。
「元気よく挨拶する」「笑顔でハキハキと話す」といったよくある面接指南本とは一線を隔す超実践ノウハウを知れます。
この本を読むまでは「面接とは、相手にわかりやすく簡潔に自己PRをして自分を知ってもらう場所」と考えていました。
しかし面接は自己PRする場所ではなかったのです。
面接＝自己PRの場という思い込みこそが、「面接官からの質問の意図を見抜けない」原因に繋がると知りました。
内定受領後の転職初日から逆算した転職活動の全工程におけるポイントが超実践型で紹介されています。
- 自己分析の仕方
- 受けるべき企業の選択基準
- 職務経歴書の作成戦略
- 面接戦略
- 希望年収の伝え方
具体的に転職活動を始めようと思っている人には超オススメの一冊です。
転職活動は自己流でやらない
普段の仕事では未経験のことを自己流ではやりませんよね？
知見を持っている人や書籍情報を参考にしながら仕事を進めるはずです。
転職活動はあなたの人生を変えるイベントであり、普段の仕事以上に重要な活動です。
その重要な転職活動を自己流でやるのは極めて危険です。
紹介した書籍はいずれも1冊2,000円未満です。
2,000円で自分の人生を好転させる具体的なヒントが得られるなら必ず損はしないはず。
あなたのキャリア戦略・転職活動に役に立てれば幸いです。
