未経験からIT業界の営業になるには【経験者が書類見本と志望動機を公開】

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未経験からIT営業になるには
転職検討者

年収や市場価値の高さからIT営業への転職を考えているけど、具体的に何をしたらいいのかわからない…

現在、IT営業の需要は高まり続けています。未経験でも、正しい方法と準備をすればIT営業への転職は十分に可能です。

しかし、やみくもに転職活動を進めても、時間と労力だけが消費されてしまいます。

IT営業への転職を成功させるカギは、徹底した「準備」と「戦略」。そして、未経験だからこそプロのサポートを賢く活用することです。

この記事では、IT営業未経験からでも内定を勝ち取るためのロードマップと、その道のりを最短で進むための秘訣をお伝えします。

この記事を読めば、IT営業へ転職するために具体的に何をすべきかを理解して行動を起こし、年収が高くワークライフバランスの良いIT営業へ転職できる可能性が飛躍的に高まります。

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この記事を書いた人
IT営業経験者

IT業界ノート編集長

  • 10年間IT業界に勤務し、IT企業3社にて営業と企画開発を経験。
  • 長時間労働・顧客からのクレーム対応役といった高ストレス業務に耐えながら2回の転職を経験。
  • 現在はIT業界で仕事を楽しみながら毎日9-18時勤務で年収800万の生活中。

運営者のプロフィール詳細はこちら

目次【選択するとジャンプ】

未経験からIT営業になるためのロードマップ

未経験者がIT営業になるためのロードマップは以下の通りです。

  1. IT業界・IT営業を知る
  2. 自己分析と「売れる」スキルの洗い出し
  3. 狙う企業と求人を徹底的にリサーチする
  4. 書類作成と面接対策を万全にする
  5. 書類選考・面接選考
  6. 内定受領・現職の退職

未経験からIT営業に転職するための秘訣は徹底した準備

私は過去にIT企業で中途採用の面接官を担当したことがありますが、面接のやりとりを通じて応募者がどれだけ準備してきたのかは想像以上に面接官にバレています。

準備不足な応募者は、面接官からの質問に対する回答がイマイチなため、面接通過率はガクンと下がります。

以降、IT営業に転職するために必要な準備について、具体的なポイントを解説します。

IT業界・IT営業を知る

まず始めるにやるべきは、IT業界・IT営業について知ることです。

なぜならば、転職先のIT業界・IT営業への理解を深めておかないと、後々の書類選考や面接において低評価をつけられて内定をもらえないからです。

IT業界・IT営業を知らないまま未経験からIT営業を目指すのは無謀

たとえば、サッカーのルールや必要なスキルを知らなければ、どんなに強く「サッカー選手になりたい」と望みプロテストを受けてもサッカー選手には100%なれません

同様に、IT営業の仕事内容や求められるスキルを理解していないままに転職活動しても無駄で、IT営業には100%なれません。

未経験からIT営業に転職するなら、まずはIT業界・IT営業について知ることが不可欠です。

IT業界とは?

IT業界とは「情報技術(Information Technology)」を取り扱う企業群をひとまとめにしたグループを指します。

「情報通信技術」と言われるとピンときませんが、実はあなたが生活している中の様々なシーンで情報通信技術は活用されています。※この記事では、以降「情報通信技術」を「IT」と略称します

ITが活用されているシーン 例
スマホでニュースチェック

ニュースアプリはITによって作られています。IT業界内のどこかのアプリ開発会社が開発したニュースアプリを通じて、あなたは毎朝ニュースを見ているのです。

電車で通勤

電車などの交通機関はITによって制御されています。何時にどの列車がどの駅を通るのかといった配車から、あなたがどの駅の改札を通っていくら電車賃が発生したかまで、全てはITで管理しているのです。

鉄道会社等の交通機関は、IT業界からの技術支援を受けて緻密な交通インフラを築き運用しています。

会社で仕事

現代の企業はITなしでは活動できません。あなたが勤務する会社でも、以下は全てシステムで動かしているはずです。

  • 売上や利益といった会社の業績
  • 販売する商品の在庫
  • 関係者とのやりとり(メール・チャット等)
現金以外での支払い
電子マネー

アプリによるバーコード支払いはもちろん、交通系ICカードやクレジットカードでの支払いも、ITによって成り立っています。

銀行でお金を引き出す・振り込む

電子マネー以外の現金のやりとりも、実はITによって成り立っています。ATMで現金を引き出したり、他者の口座へお金を振り込んだり等は金融機関のサービスを使っているでしょう。日本の金融機関は1960年代からIT業界と協力してITを自社のサービスに取り入れています。

ネットショッピング

スマートフォンやPCからWebサイトやアプリを通じて商品を購入するネットショッピングは、IT無しには実現できません。購入先の店舗はIT業界からの支援を受けて、来店しない顧客に対しても商品を販売できる仕組みを整備しているのです。

ITは水・電気・ガスと同じようなインフラとして人々の生活を支えています。そのITを提供しているのがIT業界です。IT業界に属する企業は、個人向けに直接商品やサービスを提供するケースもあれば、裏方として間接的にITを提供しているケースもあります。

IT営業とは?

IT営業とは、IT業界・IT企業に属する営業職です。IT営業は、自社のIT製品・ITサービスを顧客に提案し契約を勝ち取る役割を担います。

「自社の製品の営業活動を行う」という意味では、他の業界の営業職と共通しています。10年のIT営業経験をもとにIT営業の詳細を以下の記事でも解説しています。

 ≫IT業界の営業職とは?【IT営業を10年経験した私の体験談】

IT営業の仕事内容

IT営業の仕事のプロセス

IT営業の仕事の主な工程は以下の通りです。

  1. サービス紹介・課題ヒアリング
  2. 課題分析・提案準備
  3. 提案
  4. 契約
  5. 製品・サービス導入後のフォロー
  6. 追加提案・オプション提案

サービス紹介・課題ヒアリング

自社の製品・サービスに興味を持ってくれた見込み顧客と商談を実施します。
自社やサービスの詳細を説明しながら、相手がどんな課題を持っているのかをヒアリングします。

製品を紹介する見込み客を見つけるのは、IT業界ではマーケティング部門が担っているケースが多いです。IT営業が飛び込み営業で新規顧客を見つけるケースはありません。

課題分析・提案準備

ヒアリングした課題に対して、自社の製品・サービスがどのように解決できるのかを考え、提案書を作成します。

提案

作成した提案書を使って顧客へプレゼンします。

契約

提案の結果、顧客が製品・サービスを採用してくれる場合には契約を締結します。

契約締結後、顧客は製品・サービスを導入し、IT企業はその工程を支援します。
導入支援作業はIT営業ではなく、自社のエンジニアやサービス導入担当者が実施します。

サービス導入後のフォロー

契約後営業は顧客と関わらない訳ではありません。定期的に顧客へ連絡し、導入した製品・サービスを問題なく利用できているか?他にも課題がないかを確認します。

自己分析と「売れる」スキルの洗い出し

IT営業の概要を理解したら、次は自分の強みと自分の価値観を整理する自己分析をします。

IT営業 未経験者
IT営業 未経験者

自己分析って新卒の就活でやることですよね?「学生時代力を注いだこと」とか。社会人の転職活動でやる必要あるの?

未経験からIT営業に転職するには、応募先の企業に「この人はIT営業未経験だけど、IT営業として活躍できる素質がありそう」と思わせなければなりません

そのためには、あなたのこれまでの経験を洗い出し、IT営業に役立つ体験・スキル・価値観などを抽出する必要があるのです。したがって、自己分析は必須です。

実際に筆者が転職活動時に行った自己分析の手順を解説します。

自分の仕事経験を洗い出す

経験の洗い出し

まずやるべきはこれまでの仕事経験の洗い出しです。時系列に沿って、箇条書きでこれまで経験してきた業務を書き出してください。

この時点では「もれなく全て洗い出すこと」が最重要です。

その業務経験が「アピールできるものか否か」や「自分がどんな活躍をしたか」といった考慮は不要です。

全てを漏れなく洗い出しておくことによって、今は気づけていない自分の強みやアピールできる業務経験に気づくことができます。

ここで洗い出した業務経験から、アピールできるものを抽出していくことになります。

洗い出さなかったものはこの後の工程で検討対象になることはないので、質よりもとにかく量を優先して書き出してください。

洗い出した業務経験の中で、自分の工夫有無をチェック

工夫した経験

洗い出した業務経験リストの中で「目標や課題に対して、それを達成するために自分自身で策を考えて実行した」経験にチェックを入れてください。

そしてチェックを入れた経験について「どんな目標/課題で、何を考え、何を実行して、どんな結果が出たか」を追記します。

尚、「自分自身がどれだけ試行錯誤・苦労したか」「良い結果が出たか否か」にはこだわらないでください。失敗した経験でも構いません。

自分は『当たり前』と思っていても周囲から評価されることがある

自分の評価だけを基準に業務経験を洗い出してしまうと、「自分の評価は微妙だけど他者からは評価される経験」を見落としてしまうリスクがあります。

「良い結果が出たか否か」「自分なりに工夫したか否か」にはこだわらず、「目標や課題に対して、それを達成するために自分自身で策を考えて実行した」経験にチェックを入れてください。

自分が工夫していない経験は切り捨てる

どんなに良い結果が出ていたとしても、自分の行動によって引き起こされたと説明できないなら自分の価値にはなりません。自分自身による工夫を施していない業務経験にはチェックを入れず、この段階で切り捨ててください。

背伸びして書くと面接では必ず突っ込まれます。
突っ込まれた際、論理的に回答できないと「この人は話を誇張する傾向があるのでは」「この人は論理的な思考・説明ができない人では」と思われて大幅なマイナス点になってしまいます。

「自分で工夫した結果、その結果につながった」と自信をもって言える経験以外はこのタイミングでふるいにかけましょう

結果の凄さよりも自分の思考・行動プロセスが重要

実績情報だけではアピールにならない

過去の経験を洗い出す際は、聞こえの良い結果をアピールしたくなりがちです。

転職初心者が職務経歴書に書きがちな内容
  • 社長賞を受賞した
  • MVPを受賞した
  • 歴代最高額を受注した

しかし、応募先のIT企業があなたに求めるのは「この人は当社で活躍してくれるか」の1点のみです。

そのため、結果よりも、何を考えどんな行動を起こしたのかを具体的に掘り下げてください。

インパクトのある結果をアピールしても、「この人が何を考えどんな行動した結果、その結果につながったのか?」「この結果につながったこの人の思考・行動特性は当社でも活かせるのか?」が論理的にわからないと、アピールにはならないのです。

工夫した経験から読み取れる自分の強みの棚卸

自分で工夫した業務経験リストができたら、その内容をもとに、自分にどんな強みがあるか抽出してみましょう。

例えば、自分が持っていると読み取れる「○○力」を書き出してみてください。

自分の「○○力」を洗い出す際には、それがどんな能力か相手が頭の中で想像できるレベルまで具体的に書き出しましょう。

相手の頭の中で想像できるレベルまで具体的に!

具体的に想像できるレベル
具体的に想像できない○○力
  • 相手の目的や置かれた立場を把握しながらコミュニケーションをとり、複数の関係者と合意形成してものごとを進めていく力
  • コミュニケーション能力

具体化すると文字数が多くなると思いますが大丈夫です。尚、会社の外では活用できない「○○力」は転職市場では価値になりませんので、この段階で切り捨てましょう。

IT営業に必要なスキルとの共通点を抽出する

評価される経験

洗い出した「業務で自分が工夫した経験+その経験から読み取れる○○力」と、IT営業に必要なスキルとの共通点を探します。IT営業に必要なスキルは以下の通りです。

IT営業に必要なスキル
  • 論理的思考力
  • 周囲と協調するスキル
  • ヒアリングスキル
  • わかりやすく説明するスキル

IT営業に必要なスキルと共通するか否かで、IT営業への転職活動においてアピールするべき自分の強みを整理します。

IT営業に必要なスキルとあなたの経験との共通点
IT営業に必要なスキルと共通する点:
メインでアピールすべき強み
IT営業に必要なスキルと共通しない点
積極的にアピールはしない

IT営業に必要なスキルと共通点がない業務経験・スキルは、IT営業への転職活動では積極的にアピールしません。自分では思い入れがある経験だとしても、冷静に振り分けてください。

IT営業 未経験者
IT営業 未経験者

せっかくだから全部アピールしたいです…

自分の強みをアピールするための職務経歴書の枚数や面接での時間には限りがあります。
限られたスペース・時間の中で自分の労働力の価値を相手に理解させるには、優先度付けが必要です。
IT営業に必要なスキルと共通点がない業務経験・スキルは優先度を落としてください。

ただし、IT営業に必要なスキルと共通しないからといって、転職活動でアピールする強みの中から完全に捨て去る必要はありません。自分では需要がないと思っていても、応募先の企業や関係者によっては意外に需要があるケースもゼロではないからです。

積極的にアピールはしないものの、場合によっては刺さるかもしれないサブ的な位置づけに置いてください。

IT営業未経験者は1人でやりきるのは不可能

あなたのこれまでの経験と、IT営業に必要なスキルとの共通点の抽出作業は、1人でやりきるのは不可能です。

なぜならば、結局のところあなたはIT営業未経験なので、あなたが考える「IT営業に必要なスキル」とは想像でしかないからです。

あなたは「IT営業に必要なスキル」を正確に捉えていない可能性があります。

したがって、「IT営業に必要なスキル」を正しく理解している第三者にチェックしてもらう必要があります。

無料かつ正確にチェックしてもらう最適な手法は、IT営業への転職に強い転職エージェントにチェックさせることです。

IT営業に強い転職エージェントにチェックさせる

IT営業への転職に実績のある転職エージェントであれば、IT営業に必要なスキルについて、より網羅的かつ解像度高く理解しています。

ここまでの工程で洗い出したあなたの経験・スキルを見せれば、「IT営業への転職に活用できるか否か」を正確に見極めて抽出してくれます。

さらに、抽出したあなたの経験・スキルを、どのようにアピールすべきか具体的なアピール文面や使うべき言葉まで提案してくれるのです。

未経験からIT営業へ転職するなら、IT営業に強い転職エージェントの利用は必須です。

未経験からIT営業への転職に強い転職エージェントに登録

未経験からIT営業への転職に強い転職エージェントは以下です

以下、順に解説します。

【営業経験者にオススメ】SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)

SQilCareerAgent

SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)は、営業職に特化した転職エージェントの中で、特に優良IT企業への転職に強いです。

営業職経験者は、SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)を使えば特に優良なIT企業のIT営業職へ転職できる可能性が高まります。

SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)の実績
SQiLCareerAgentの実績

実際、株式会社SmartHRを始めとした有名なIT企業への多数の転職を成功させています。

(出典 SQiLCareerAgent公式サイト)

SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)が多数の優良なIT企業への転職を成功させている理由は、以下の2つです。

データに基づきアピールすべきポイントが視える

出典 SQil Career Agent 公式サイト

SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)では、営業職を細分化し、営業職一つひとつに求められる”営業スキル”を、定量アンケート・定性インタビュー等で調査をしています。

可視化した営業スキルのデータをもとに、あなた専属のアドバイザーがアピールポイントを明確にしてくれるのです。

その結果、営業職経験者であれば過去の営業経験をふまえて優良なIT企業へ転職成功できます。

営業のプロフェッショナル集団

SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)を運営する株式会社セレブリックスは、実はただの転職支援企業ではありません。

転職エージェント事業以外に、法人向けに営業支援も事業として手掛けています。つまり、SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)の運営組織そのものが、プロフェッショナル営業の集団なのです。

運営組織の経営層は超有名なプロフェッショナル

株式会社セレブリックス役員の今井氏は、営業ノウハウに関する書籍も出版しておりIT営業の世界では有名です。

Amazonでも評価は星4.3と高評価がついており、営業としてのレベルの高さがうかがえます。

(出典 Amazon)

SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)の全員が営業としてのプロフェッショナルなので、あなたのこれまで身につけてきたどの経験・どのスキルを、どんな風にアピールすれば企業に刺さるのか具体的な戦略を伝授してくれるのです。

SQiL Career Agentの口コミ

ユーザー

他社エージェントと比較して、こちらに寄り添っていただける姿勢が嬉しかった

ユーザー

他社エージェントと比較して、こちらに寄り添っていただける姿勢が嬉しかった。

26歳男性 小売業の販売職から、SaaS法人営業職へ転職成功

他社エージェントと比較して、こちらに寄り添っていただける姿勢が嬉しかったです。
現職と働きながらで思うように進まなかった時もあったが毎回面談や面接の再調整等をして頂き感謝しています。
面談では、転職軸を重点的に話し合い自分の考えを明確にできました。

自分の考えを言語化することや相手に上手く伝えることに苦労をしましたが、面談や模擬面接を多くして頂いたおかげで、毎回一歩一歩前進できている実感がありました。
また、内定後も本当にその企業で良いかや納得のいくものになったかなど何度もヒアリングして頂き、アフターケアの面でもこちらに寄り添ったもので非常に感動と感謝しています。
(出典 google 口コミ)


ユーザー

3社から内定をもらい年収大幅UPの大成功

ユーザー

他3社から内定をもらい年収大幅UPの大成功

30歳男性 研修事業の新規営業から、SaaS法人営業職へ転職成功

■きっかけ
①顧客の成長戦略に関わることが少なく成長実感がなくなったこと
②SaaS領域において新たなチャレンジをしたいと思った

■利用した感想
①強みを活かせる職の紹介
今までの経験やスキルに合わせて、最適な職業のご紹介を頂けました。
そのため対策も行いやすく、面接もスムーズに行うことができました。

②徹底されたフォロー
面接前の対策時に必ず面談のお時間をいただけました。企業情報、事業について目線を揃えてご説明してくださり、対策が行いやすかったです。

③ヒアリング力
自分自身がふわっと感じていたことをヒアリングを通じて整理していただき、転職活動の方向性が明確になりました。

結果として、内定3社いただき、年収大幅UP という大成功を導いていただけました。この転職活動期間でも成長を実感しております。ご支援ありがとうございました。
(出典 google 口コミ)


ユーザー

営業職で転職をお考えの方は、まずこちらにご相談することをおすすめします

ユーザー

営業職で転職をお考えの方は、まずこちらにご相談することをおすすめします

25歳女性 リフォーム営業職から、IT企業の営業職へ転職成功

転職エージェントを2,3社程、同時並行的に利用していました。その中でも、圧倒的に面談の質が高く、毎度、中身の濃い時間でした。

「なぜそう思ったのか」を徹底的に深堀りし、自分の中にある潜在的な意識や迷い、仕事に対する価値観を見事に引き出してもらえた印象が強く残っています。

また、面談時のはじめに、「前回から気持ちの変化等々、今どう考えていますか、どんな状態ですか」と現況の確認をして頂き、とにかく求職者に寄り添って下さいました。

私の場合、個人営業から法人営業という未経験転職のため、面接で思うような結果が得られないこと、そして現職を続けていたことから、一時期、転職活動をストップしました。

その際、担当の方が連絡を下さり、自分の中のモヤモヤを共有・精査出来たことで、結果的に希望していた道への一歩を踏み出すことが出来ました

営業職で転職をお考えの方は、まずこちらにご相談することをおすすめします!!
(出典 google口コミ)

SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)が向いている人・向いていない人

向いている人
向いていない人
  • 他業界の営業職から、IT営業へ転職したい人
  • 今営業職で、年収を上げたい人
  • IT営業へ転職したいけど、他の転職エージェントでは転職がうまくいっていない人
  • IT業界以外も含めて、営業職の経験がない人
  • 40歳以上の人

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実際に書類選考率が上がった実績があるため、営業職なら必ず持っておくべきテンプレートです。

【営業未経験者にオススメ】hapeAgent(エイプエージェント)

hapeAgent

hape Agent(エイプエージェント)は、営業職に特化した転職エージェントの中でも、営業未経験からの転職に特に強い転職エージェントです。特化している分、営業職への転職を成功させるためのノウハウを豊富に保有しています。

hape Agent利用者は書類選考通過率90%以上、面接選考後3人に1人が内定を獲得できています。

他の転職エージェントと比べて、求職者1人1人にじっくり時間をかけて対応するのが特徴です。

hape Agent大手転職
エージェント
初回カウンセリング
60分
転職動機やこれまでの経験、将来のキャリアビジョンなどをじっくり傾聴します。
15分
求人紹介
転職エージェントから求人紹介を受ける
60分
初回のカウンセリングをベースに、10,000件以上の営業募集から最適な案件をご紹介。求人票からは見えない企業の姿を時間をかけてプレゼンテーションします。
30分
面接対策
面接対策
90分
求職者の価値観や原体験、人生における選択肢など深掘りし、強みや特徴を再整理。面接をクリアするためにキャリアの棚卸しと志望動機のブラッシュアップを図ります。
20分
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初回カウンセリング
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転職動機やこれまでの経験、将来のキャリアビジョンなどをじっくり傾聴します。
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求職者の価値観や原体験、人生における選択肢など深掘りし、強みや特徴を再整理。面接をクリアするためにキャリアの棚卸しと志望動機のブラッシュアップを図ります。
20分

転職に至る経緯や将来のキャリアプランをヒアリングした上で、希望を満たす求人の探索、内定を勝ち取るため作戦会議、全てにおいてじっくりと時間を使います。

求職者一人一人にかける時間が大きいため、営業未経験でもIT営業への転職を成功させています。

hapeAgentのメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • カウンセリング・案件紹介・面接対策に合計210分以上かける手厚さ
  • 営業職転職に特化したノウハウにより書類選考率90%以上
  • 時間をかけた求人選びと面接対策により、面接後3人に1人が内定獲得
  • 営業職以外の求人はゼロ
  • 40歳以上の求職者に紹介できる求人は少ない
  • 北海道・東北・北陸・中四国エリアには対応していない

hapeAgentが向いている人・向いていない人

向いている人
向いていない人
  • 営業職の経験はないけど営業職に挑戦したい人
  • 今営業職で、異なる業界へ転職したい人
  • 営業職へ転職したいけど、他の転職エージェントでは転職がうまくいっていない人
  • 営業職以外の職種に転職したい人
  • 40歳以上の人
  • 北海道・東北・北陸・中四国エリアで働きたい人

営業職に特化しているからズバ抜けた実績

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hape Agentの評判・口コミ

hapeAgentの利用者

丁寧にご対応を頂き、ありがとうございました!

21歳 男性
メーカー事務職からIT企業の営業職へ転職成功

hapeAgentの利用者

丁寧にご対応を頂き、ありがとうございました!
21歳 男性

メーカー事務職からIT企業の営業職へ転職成功

初めての営業職へのチャレンジで不安な点もありましたが、親身にご対応を頂けた結果、第一志望の企業へ内定につながったと思います。特に、他社エージェントでは実施してもらえてなかった面接対策をしっかりと行って頂き、本番でも緊張せずに面接に臨むことができました!


hapeAgentの利用者

今回の転職活動は失敗しませんでした!

30歳 女性 営業経験:7年
法人営業からIT企業の営業職へ転職成功

hapeAgentの利用者

納得のいく転職活動ができました!

30歳 女性 営業経験:7年
法人営業からIT企業の営業職へ転職成功

前回の転職活動では入社して失敗した。と思うことが何度もありました。福島さんと出会い、キャリア設計の整理もして頂き、入りたい会社に入ることができました。紹介されなければ自分では見つけられなかった会社でしたので、本当に感謝しています!


hapeAgentの利用者

的確な面接対策ありがとうございます

33歳 男性 営業経験:12年
金融営業からIT企業の営業職へ転職成功

hapeAgentの利用者

的確な面接対策ありがとうございます

33歳 男性 営業経験:12年
金融営業からIT企業の営業職へ転職成功

奈良さんが同じ金融業界出身でしたので、他のエージェントではなかなか伝わりにくかった意向を汲み取っていただき、スムーズに相談することができました。3社のみの応募でしたが、細かな面接対策のおかげで、無事に第一志望の企業に内定を頂くことができました。ありがとうございました。


hape Agent(エイプエージェント)の評判やメリット・デメリットなどの詳細は以下の記事で解説しています。

未経験からIT営業を目指すなら総合型の転職エージェントは絶対にNG

未経験からIT営業に転職するなら、リクルートエージェントやマイナビエージェントといった、総合型の転職エージェントはオススメしません。

なぜならば、営業職に特化していない総合型の転職エージェントの場合、IT営業への理解度が浅いため未経験からIT営業の内定を勝ち取るための有効なノウハウや知見に乏しいからです。

総合型転職エージェントの担当者は、多種多様な業界・職種の求人を扱っています。

そのため、どうしても各分野の知識は「広く浅く」なりがちで、有効なアドバイスをもらえない危険性があるのです。

ねらい目の優良企業の求人を見つける

IT営業へ転職するための経験・スキルを抽出する過程でIT営業に強い転職エージェントに登録すれば、あなたの希望を満たす最適なIT企業の求人を転職エージェントが提案してくれます。

尚、未経験からIT営業へ転職するなら、自分1人で転職サイトを使って企業を探すのは絶対にやめた方がいいです。

なぜならば、転職サイトに掲載されているIT営業の求人の中には、以下のような問題を抱えている求人も紛れ込んでいるからです。

転職サイトに掲載されているけど問題のある求人
  • 提供するサービスの競争力が落ちており、IT営業として入社できても成果を上げにくい企業
  • 上層部が旧時代的な脳筋営業プロセスしか知らず、現場が疲弊して離職率が高い

IT営業経験者であれば、優良なIT企業をかぎ分ける嗅覚が身についているため、上記のようなブラック企業は回避できます。

一方でIT営業未経験者の場合、ブラック企業か否かを見極めにくいのです。

したがって、IT営業未経験者であれば、IT営業に強い転職エージェントからまともなIT営業の求人の紹介を受けるのが最適です。

転職エージェントはブラック企業求人を排除してくれる

転職検討者

転職エージェントも転職させるためにブラック企業求人を紹介してくるのでは…?

たしかに転職エージェントは求職者の転職が成功するとその年収の約3割を成功報酬として企業から受け取るビジネスモデルのため、転職エージェントにとっては求職者を転職させるのが目的です。

しかし、入社3か月以内に離職した場合はペナルティで報酬を企業へ返金しなければいけないため、転職エージェントが短期離職する可能性が高いブラック企業の求人をあえて紹介することはありません。

IT営業に強い転職エージェントは、最適なIT企業を紹介してくれる

IT営業への転職に強い転職エージェントに登録すれば、以下を満たす最適な求人を紹介してくれます。

IT営業に強い転職エージェントが紹介してくれる求人の例
  • 業界内でサービスの競争力があり、営業として売りやすい
  • あなたのこれまでの経験・スキルを活かしやすい
  • 年収が上がりやすい
  • ワークライフバランスが良い

IT業界には膨大な数の企業が存在するため、自分一人で優良な求人を見つけるのは不可能です。

一方でIT営業に強い以下の転職エージェントであれば、多くのIT企業の採用担当者と定期的にコミュニケーションをとっているため、優良なIT営業の求人を保有しているのです。

未経験からIT営業になれる確率は転職エージェント>>>転職サイト

転職できる確率においても、転職サイトは転職エージェントよりも劣ります。なぜならば、転職サイト経由の場合は応募者が多いため、せっかくあなたが応募しても採用担当者がじっくり目を通さない可能性があるからです。

一方で、転職エージェント経由で応募された書類については、企業の採用担当者はしっかりと目を通します。

なぜならば、転職エージェントが見極めた上での応募だからです。採用担当者にとっては、転職エージェント経由の応募の方が安心感があり、「まずは面接で話してみたい」意向が高いのです。

未経験からIT営業へ転職したい方は、転職サイトよりも転職エージェントを使った方が転職可能性が高まります。

IT営業未経験者がねらい目のIT企業

未経験からIT営業を目指す場合、これまで属していた業界に関連するサービスを扱うIT営業職の求人がオススメです。なぜなら、これまでの経験をふまえた即戦力性が評価されやすく、転職後も活躍しやすいからです。

IT企業の中には、特定の業界向けのサービスを提供している企業や、特定の業界向けの部署を持っている企業が存在します。

これまで属していた業界転職しやすいIT営業の求人
建設業界建設業界向けのITサービスを扱う企業のIT営業職
不動産業界不動産業界向けのITサービスを扱う企業のIT営業職
医療業界医療業界向けのITサービスを扱う企業のIT営業職
外食業界外食業界向けのITサービスを扱う企業のIT営業職
介護業界介護業界向けのITサービスを扱う企業のIT営業職

自分がこれまで所属していた業界向けにサービスを提供しているIT企業の営業職になれば、過去の経験を活かして活躍しやすいのです。

特定業界の経験はIT企業内で重宝される

正直、ITに関する知識はIT企業に入れば仕事をしていく中で身につけられます。IT企業はITを専門としている企業であり、社内に知見もたまっているからです。

しかし、顧客の業界に関する専門知識は別です。顧客との商談の中で情報収集したり、市販されている書籍や業界紙から学ぶくらいしか手段がありません。

そのため、特定の業界内での業務、風習、文化、トレンドを知っている人は、その業界向けのサービスを提供しているIT企業にとっては喉から手が出る程欲しい人材なのです。

したがって、あなたがこれまで勤務していた業界向けにサービスを提供しているIT企業の営業職であれば、あなたが内定を獲得できる確率は飛躍的に高まります。

IT営業の実体験:IT業界未経験でも前職の業界知識を活かして貢献

実際、私がIT営業として特定の業界向けのサービスを担当していた時、中途入社でIT業界未経験の人が隣の部署に入社してきました。

彼は私が担当するサービスの提案先業界に勤務していた経験があったので、業界の勉強会を開いていただき、チームに対して非常に有益な情報を教えてくれました

転職エージェントへ登録して初回面談する際は、自分のこれまでの経験と関連するサービスを提供しているIT企業の求人を紹介してほしいと是非相談してみてください。

書類作成と面接対策を万全にする

IT営業に強い転職エージェントに登録すれば、最新の転職市場トレンドに最適化された、IT営業の内定を確実に獲得するための選考突破ノウハウを無料で教えてくれます。

書類選考と面接選考の対策への唯一の最適解は、IT営業に強い転職エージェントからの支援なのです。

以下は、実際に私が転職活動した際に、IT営業に強い転職エージェントから教えてもらったノウハウの一部を紹介します。

職務経歴書と履歴書の書き分け

職務経歴書と履歴書は役割が異なるため、記載する内容は明確に分けます。

職務経歴書とは
自分の業務経験や仕事に活かせるスキルを伝えるための書類です。経験してきた仕事の具体的内容を記載します。
履歴書とは
年齢・生年月日・住所・連絡先・学歴・現在年収・配偶者有無といった基本的なプロフィールを伝えるための書類です。
他、志望動機も記載します。

転職の選考において企業が重点的に内容を見るのは職務経歴書です。なぜなら、企業側は選考を通じて応募者が活躍してくれそうかを知りたいためです。

職務経歴書と履歴書の最適な枚数 

職務経歴書の枚数
A4サイズ×2枚

ただしアピールしたい経験・スキルが2枚に収まらない場合は最大4枚まではOK
履歴書の枚数
A4サイズ×2枚

履歴書と職務経歴書はそれぞれA4サイズ×2枚が最適です。

しかし、自己分析の結果、応募先のIT企業で活かせそうな経験・スキルを記載しようとするとどうしても2枚には収まらない場合は最大4枚までは許容範囲です。

実際、私は2回目の転職活動時は4枚の職務経歴書を提出し内定をもらっています。

職務経歴書と履歴書はパソコンで作成してPDF提出

IT企業への応募においては、職務経歴書と履歴書を手書きで作成してはいけません。

必ずパソコンで作成し、PDFファイルで提出します。

手書きの書類は即落選のリスクあり

IT営業 未経験者
IT営業 未経験者

紙に手書きで書いた方が本気度合いが伝わるのでは?


紙でも電子ファイルでも読み取れる情報に変わりありません。

逆に紙の場合、提出先の企業内で共有する際、先方がスキャンして電子ファイルにする手間が発生して利便性に欠けます

そもそもIT企業においては手書きで書類を作成するシーンはほぼありません。全てパソコンで作成し電子ファイルでやりとりします。

手書きの書類で応募したら、「この人は当社の仕事のイメージが全くできていないな」と判断され、内容を見る前に即落とされる可能性すらあります。

GoogleDocs・Googleスプレッドシートでの作成がオススメ

パソコンで書類作成する際は、以下のアプリの中のどれかがオススメです。

文書作成アプリ
GoogleDocs

表計算アプリ
Googleスプレッドシート

どれも無料で使えます。

職務経歴書・履歴書のフォーマット

職務経歴書と履歴書に決まったフォーマットはありません。応募先の企業から指定されることもなく、応募者が自由に決定します。

言い換えると、自分の経験やスキルを最も効果的に企業に伝えるためのフォーマットを自分で選択できるのです。

私が転職活動において実際に使用した職務経歴書と履歴書のフォーマットを公開します。以下のダウンロードボタンを押して利用してください。

職務経歴書のフォーマット

履歴書フォーマットの公開ページ

職務経歴書フォーマットの1ページ目
職務経歴書フォーマットの2ページ目

IT営業ノートの職務経歴書フォーマットのメリット

  • 時系列に沿った業務経歴欄
  • 特に伝えるべき業務エピソードを記載する「活かせると考える具体的業務経験」欄を用意
  • 「STARフレームワーク」に沿ったわかりやすい表形式

履歴書のフォーマット

履歴書フォーマットの公開ページ

履歴書フォーマットの1ページ目
履歴書フォーマットの2ページ目

IT営業ノートの履歴書フォーマットのメリット

  • 履歴書として必要な情報をシンプルに記載するフォーマット
  • 選考で重要視される志望動機は目立つよう欄を大きめに設定

職務経歴書のポイント

IT営業職を目指す場合、職務経歴書の完成度は合否を左右します。

何故なら、企業に刺さる職務経歴書を作成できる応募者に対しては、IT営業として入社後に活躍できそうと企業側は感じるからです。

職務経歴書は自分自身の提案書

IT営業は実際の業務において提案書を作成することが多々あります。

顧客は提案書の内容を見てどのIT企業の製品を契約するか決定します。IT営業にとって提案書とは、それまで受注のために費やしてきた労力の結晶です

これまでヒアリングしてきた顧客の課題、課題の分析、課題に対して自社製品の価値訴求、ヒアリングした顧客の予算感を考慮した提案価格など・・・

準備してきた全てを漏れなく・ダブリなく・わかりやすく並べて、顧客から受注を勝ち取るのが提案書です。提案書作成スキルの高低はIT営業のレベルそのものを表します。

一方で、転職活動とは、自分の労働力という商品を企業に売り込む活動です。転職活動における職務経歴書とは、自分自身の提案書と言い換えられます。

品質の高い職務経歴書を作成できれば、「IT営業として品質の高い提案書を作成できそうだ」と相手に思わせることができます。

応募する求人に合わせて職務経歴書を作成する

職務経歴書は自分という商品を相手に買ってもらうための自分自身の提案書です。

「自分の経験・スキルをアピールする書類」ではなく、「相手の要望を自分が満たすことを伝える書類」と考えてください。

まずは提案先の相手の具体的要望を把握することから始めます。応募先の求人票に記載されている、以下をを細かく確認し分析してください。

IT営業の求人票に記載されている内容
  • 仕事内容
  • 求める経験・スキル(必須要件)
  • 求める経験・スキル(希望・歓迎要件)
  • 志向・スタンス

1ページ目には時系列に沿った業務経歴の要約

読み手がまず目にする1ページ目には、自分がどんな経験をしてきたのかわかるよう、業務経歴毎にグルーピングしてを以下の形式で箇条書きします。

1つの業務経歴について記載する項目と順番
  • 担当業務の要約
  • その業務を担っていた時期
  • その業務における自分の役割
  • (法人向け営業業務であれば)担当する顧客の業界・規模
  • 経験した具体的業務の箇条書き
  • 実績の箇条書き

部署異動や過去にも転職していて、複数の業務を担当していたことがある場合は、その業務のブロック毎に上記を記載してください。尚、私が公開している職務経歴書フォーマットでは、上記ブロックがあらかじめ作成されています。

書けるスペースには限りがあるため、全ての経験を漏れなく書き出すとスペースが足りなくなる可能性もあります。

自己分析の際に洗い出した、「IT営業に必要なスキルと共通する点」を優先的に記載してください。

2ページ目には思考特性・行動特性を交えたエピソードを記載

具体的業務を箇条書きしただけでは職務経歴書として不十分です。

何故なら、「実施してきた具体的業務」という事実を伝えるのみでは、IT業界未経験のあなたがIT営業として活躍できそうという判断ができないからです。

そこで2ページ目には、あなたの思考・行動特性も交えたエピソードを記載します。

壁にぶつかった時、何を考え・どんな行動を起こしてきたのかというエピソードは、あなたがIT営業になった際も同様の思考・行動を起こしてくれるのではという期待感を相手に感じさせます。

このエピソードは職務経歴書の中で最大の武器です。

エピソードから読み取れる思考・行動特性が応募先のポジションが求める人材にどれだけ当てはまるか否かで、書類選考およびその後の面接選考の合否が大きく変わります。

「壁にぶつかった時、何を考え・どんな行動を起こしてきたのかというエピソード」によって、応募先ポジションの「求める人材の要件」を満たせそうと企業に思わせれば、書類選考は確実に通ります

エピソードは「STAR」の順に

どんなに素晴らしい経験をしていても、それが相手に伝わらなければ価値を感じてもらえません。

簡潔に、確実にあなたの価値を伝えるために「STAR」フレームワーク用いてください。

STARフレームワークとは

職務経歴のエピソードを効果的に伝える手法です、1つのエピソードについて、以下の順に書き出します。

  • Situation・・・どんな環境・状況で
  • Task・・・どんな目標を持ち/どんな課題に対して
  • Action・・・自分は何を考え実行して
  • Result・・・結果どうだったか

STARにおける文量の比率には注意してください。最も具体的且つ詳細に書き出すべきは、「Task」と「Aciton」の2つです。

全体の中での文量の割合
Situationどんな環境・状況でできるだけ簡潔に書き、分量の割合を小さく
Taskどんな目標を持ち/どんな課題に対してできるだけ具体的に詳細を書き、文量の割合大きく
Action自分は何を考え実行してできるだけ具体的に詳細を書き、文量の割合大きく
Result結果どうだったかできるだけ簡潔に書き、分量の割合を小さく
IT営業 未経験者
IT営業 未経験者

結果はアピールした方が良いのでは…?

職務経歴書に記載するエピソードでは結果は二の次であり、アピールすべきは思考・行動特性です。

なぜならば、どんなに聞こえの良い成果でも、それを聞いただけでは、同レベルの成果を別の環境でもたらしてくれるかはわからないからです。

企業が知りたいのは、あなたがIT営業になった後にこれまでと同様の結果を再現してくれそうか否かです。

再現性を判断するために必要なのは、結果情報ではなく、「こういうシーンではこんなことを考えこんな行動を起こす特性がある」というプロセス情報です

エピソードにはできるだけ数字を入れる

情報を読み手に正確に・有効的に伝えるためには数字を活用してください。

数字を用いることで、読み手はあなたのエピソードについて具体的なイメージが沸くと共に、「この人は定量情報を抑えているんだな」と読み手に感じさせるアピールにもなります。

用いる数字の例
Situationどんな環境・状況で・何人のチーム?
・部署の売上
・利益の規模は?
Taskどんな目標を持ち/どんな課題に対して・目標数字はいくら?
・目標に対してその時の達成率はどれくらい?
課題を数字で表すと?
Action自分は何を考え実行して・施策を考えた時は何か数字情報を用いて施策を考えた?
Result結果どうだったか・施策実施前後で数字がどう変化した?
・目標達成率は?

実際にIT営業は顧客への提案時にも定量情報を多用します。

エピソードは2~4つ

エピソードは職務経歴書の柱となるコンテンツです。

1つだけでは企業への価値訴求が弱いので、2つ以上は書きましょう。

1~2つしかないという場合は、1つのエピソードの記載内容の具体性を上げてボリュームを大きくし、エピソード数ではなく1つのエピソードの質の良さで勝負してください。

自己PR欄には「自ら学んだ経験」が有効

エピソードを書いた上で欄が余っていれば、自己PRを記載してください。

自己PRは「業務に活用できる知識を自ら収集した経験」を記載するのがオススメです。

IT業界が他の業界と大きく異なる点として、技術進化のスピードが速すぎることがあります。3年前に主流だった技術や製品が廃れてしまうという事態が普通にあります。

IT業界未経験に対して企業側は「この人はIT業界のスピード感についてこれるかな?」という懸念を必ず持ちます。

技術進化のスピードについてこれるかという懸念に対しては、「これまでも仕事に必要な知識を自ら学んできた」という経験は非常に有効です

尚、あなたが自発的に学んだ知識がIT技術である必要はありません。自発的に知識を収集した姿勢が重要なのです。

余った最後の1行に資格情報を記載

自己PRを記載し、最後に余った欄には保有資格を記載してください。

IT営業への転職活動において資格の取得有無は影響しないので、最後の1行に書く程度で全く問題ありません。

書類選考通過後も使われることを意識する

職務経歴書は書類選考を通過したら役目が終わるわけではありません。最終面接後の審査まで企業内で使われます。

面接では面接官は職務経歴書の内容に沿って質問してきます。書類選考後の面接とは、「職務経歴書の内容に関するQ&A」と「他に企業が聞きたいことのQ&A」と言い換えられます。

面接でどんな質問がきても回答できるよう、「この仕事は自分でやってきた」と自信を持って言える内容を職務経歴書に書いてください。

履歴書の記載内容

履歴書には、以下の基本的なプロフィール情報と志望動機を記載します。

履歴書に書くべき項目
  • 氏名
  • 年齢
  • 生年月日
  • 住所
  • 連絡先
  • 学歴
  • 職歴
  • 現在年収
  • 配偶者有無

学歴は「どの高校をいつ卒業したか」から記載してください。小学校・中学校の入学・卒業時期は不要です。

職歴については、履歴書に記載するのはこれまで勤務してきた企業名とその入退社日のみで問題ありません。なぜならば、職歴の詳細は職務経歴書に記載するからです。

履歴書に貼る写真はスタジオで撮影してデータで受領

履歴書に貼る写真はスタジオで撮影してください。スマートフォンで自撮りすれば0円で済みますが、自撮りとプロに撮ってもらう写真では品質に雲泥の差があります。

撮影した写真は必ず画像データでもらってください。履歴書をExcelやGoogleスプレッドシートで作成するためです。画像データのファイル形式はjpgにしておけば問題ありません。。

スタジオ撮影で画像データ納品希望の場合、撮影に必要な費用の相場は5,000円~10,000円です。

IT営業 未経験者
IT営業 未経験者

自撮りでも写真は撮れるのだから、10,000円近く払うのはもったいないのでは?

逆です。10,000円近く払えば好印象な写真を撮れるだから、絶対にスタジオで写真を撮るべきです

選考は他の応募者との競争でもあります。企業側で応募者を絞り込んでいった際、最終的にあなたと他の応募者1人のうちどちらに内定を出すかという状況になることは珍しくありません。

その際に、履歴書の写真の印象といったわずかな差であなたが競り負けてしまうリスクがあります。

せっかく時間をかけて準備してきたのに、履歴書の写真1つで内定を逃すのは本当にもったいないです。

自分を評価してもらうためには細部まで手を抜いてはいけません。写真なら10,000円程度の出費で細部への対策をとれてしまうので、安い買い物と考えてください。

志望動機は選考の合否に関わる

履歴書には基本的プロフィール情報の他に、志望動機を記載します。

履歴書と職務経歴書を比較すると選考において重要なのは圧倒的に職務経歴書なのですが、履歴書に記載する志望動機だけは別です。

志望動機は、職務経歴書に記載する経験やスキルと同じくらい選考の合否に影響します。

企業は「入社してくれそうで、長期間活躍してくれそうな人」が欲しい

企業はただただ優秀な応募者に内定を出すわけではありません。

なぜなら、「この人はIT営業として活躍しそう」と思っても、内定を出して辞退されたり、入社後短期間で退職されたら意味がないからです。

内定を出すこと、中途採用で人を採用することは、企業側でリスクを背負っています。

内定を出す中途採用で人を採用する
企業が背負う
リスク・コスト
採用枠は限られているため、良いなと思っている候補者が他にいてもその候補者を選考から落とす必要がある採用した候補者の年収の30%を転職エージェントに成功報酬として支払う
企業が損害を
負うケース
他の候補者は選考から落とした上で1人に内定を出したが、その人から内定辞退された。イチからまた選考しないといけない。内定者の年収30%を転職エージェントに支払い、内定者が入社した。しかし3か月後、その内定者が退職した。

応募者がIT営業として活躍してくれそうか否かは、職務経歴書の内容から読み取れます。

一方で、「内定を出したら本当に入社してくれそうか否か」「入社後すぐに辞めずに長期に渡って活躍してくれそうか否か」は職務経歴書からは読み取れません。

職務経歴書には、応募者の経験、スキル、思考・行動特性は記載されていても、応募者の仕事に対するモチベーションや価値観は明記されていないからです。

企業側は、履歴書に記載された志望動機をもとに、応募者の入社意欲と入社後の定着性を判断します。

未経験からIT営業を目指す際の志望動機

未経験からIT営業への転職の場合、応募者はIT業界での仕事経験がない状態でIT業界を志望していることになります。

客観的に見たら「知らない業種・業界の仕事を志望している」状態であり、入社意欲と入社後の定着性を訴えるには工夫が必要です。

IT営業に転職したい本音を洗い出す

まず、IT営業を志望している本音を書き出してください。自己分析の時に洗い出した「なぜ転職したいのか?」という転職の軸をそのまま書き出す形でOKです。

書き出した本音はそのまま志望動機にはしません。企業が応募者を採用したくなるような志望動機に変換していく必要があります。

IT業界・IT営業への志望動機

他の業界ではなくなぜIT業界の営業職を志望しているのかを書き出してください。

この際、企業側が見た時に「この人は他業界ではなくIT業界でIT営業として働く意欲がありそう」と感じそうかを意識してください。

例えば、以下のような志望動機からは意欲を感じられません。

IT営業への志望動機企業側が感じる疑問
年収を上げたい年収を上げるだけなら他業界でも良いのでは?本当にIT業界で働きたいのか?
将来性のある業界で働きたい他業でも将来性はあるのでは?本当にIT業界で働きたいのか?
IT営業 未経験者
IT営業 未経験者

でも、本音は転職エージェントが紹介してくれて興味持ったから応募した程度なので…

本音が上記に該当してしまった場合は、「企業に伝える志望動機」を作成する必要があります。

そこで、IT営業未経験者が使いやすい志望動機のテンプレートを紹介します。

面接官経験者が公開する志望動機テンプレート

自分の過去の業務経歴をもとに、以下の作文が書けないか考えてください。

現職での顧客とのやりとりを通じてIT業界を志望 型
現職では○○業界で営業職として、担当顧客へ○○を提案する業務に従事しています。

その中で、各顧客は市場での競争力を上げるために、業務のデジタル化による効率化や、データ収集の仕組み化とその活用による商品設計等、IT投資に積極的に踏み出していることを知りました。
顧客と会話をしていく中で、今後は私もITの力で顧客を支援する世界に挑戦したいと考え、IT業界の営業職を志望しています。

自分の実体験をもとにした志望動機は、誰にでも書ける内容ではないため他の応募者との差別化に繋がります。

「現職での担当顧客とのやりとりを通じてIT業界を志望した」という志望動機は、応募先企業に「この応募者は社会全体がIT化を進めようとする気配を肌で感じ取っているんだな」と、あなたのビジネス感覚をアピールする効果もあります。

IT営業 未経験者
IT営業 未経験者

でも、現職で顧客とITの話なんてしていませんよ…

エピソードを捏造してもいいのですか?

捏造はNGです。なぜならば、突っ込まれて質問を受けた際にぼろが出て、内定を逃すリスクがあるからです。

現職で担当顧客とITの話をしたことがないなら、以下のテンプレートを活用してください。

現職での顧客への更なる価値提供を目的に調査した結果、IT業界を志望 型
現職では○○業界で営業職として、担当顧客へ○○を提案する業務に従事しています。

今後の顧客の経営戦略を調査している中で、いずれの顧客も、市場での競争力を上げるために、業務のデジタル化による効率化や、データ収集の仕組み化とその活用による商品設計等、IT投資に積極的に踏み出していることを知りました。

営業として担当顧客へ提供できる価値をより大きくしていくには、今後各顧客が投資を増やしていくIT領域へ自分も挑戦したいと考え、IT業界の営業職を志望しています。

上記のテンプレートであれば、顧客とITの話をしていなくても採用可能です。

ただし、面接の中で「具体的にどんな企業を担当していて、その企業はどんなIT投資をしようとしているの?」と突っ込まれる可能性はあります。

上場企業であればIR資料にIT投資戦略内容が記載されているので、面接で突っ込まれても回答できる情報があると確認した上で、上記テンプレートを採用してください。

作成した書類を転職エージェントに添削してもらう

職務経歴書と履歴書を作成したら、必ず提出前に転職エージェントに中身を見てもらってください。

自分では気付けない観点の指摘をもらえたり、単純な誤字脱字のチェックにも役立ちます。

職務経歴書と履歴書をPDFファイルにして、メール添付で転職エージェントへ送付しましょう。

書類選考

職務経歴書と履歴書を転職エージェントに添削してもらったら、書類選考に応募します。

応募といっても、PDFファイルにした職務経歴書と履歴書をメール添付で転職エージェントに送付し、書類選考への応募を依頼するだけで大丈夫です。企業への送付は転職エージェントが対応します。

準備しつくした上での落選は仕方ない

ここまで紹介してきた手順で準備した上で書類選考に落選したら仕方なしと捉えてください。

企業が求める人材要件と、あなたの経験がたまたま合わなかっただけです。

転職活動は需要と供給のマッチングの世界であり、人材としての価値の高低は全く関係ありません。選考に落ちたからといって「自分の価値は低いのでは」等思ってはいけません。

あなたは今回未経験のIT業界への転職に挑戦しているので、募集企業の需要と合わないケースが発生するのは自然なことです。

これまで仕事をして給料をもらってきている以上、あなたに価値があるのはゆるぎない事実です。

3回連続で落選したら要注意

書類選考での落選は仕方ないことです

ただし、もしも3回連続で書類選考落ちしたら、職務経歴書と履歴書の内容がIT営業を募集している企業の需要と合っていない可能性があります。

IT営業に求められるスキル・マインドと、職務経歴書に記載の仕事経験やエピソードが合っているか見直してください。

落選理由を企業側へヒアリングしてほしいと転職エージェントへ依頼すれば、なぜ落選したのか理由を正確に把握し、適切な対策を施せます。

重要なのは、落選をそのままスルーして何も考えずに次の企業の書類選考に応募するのではなく、落選の事実を冷静に受け止めて改善していくことです。

面接選考

書類選考を通過すると、次は一次面接に進みます。

面接選考を行うということは、企業はあなたに対して「この人はIT営業として当社で活躍できるかもしれない」という期待を持ったという事実を意味します。

未経験でもIT営業になれるチャンスを得た事実を認識し、自信を持ちましょう。

面接は減点方式。準備が全て

企業は面接を通じて、以下の点をチェックしてきます。

企業による面接でのチェック項目
  • 職務経歴書を見るとIT営業として活躍できそうな感じはするけど、職務経歴書の内容はどこまで本当なのか?
  • 書類選考だけでは感じ取れない、人柄、雰囲気、ビジネスマナーはどうか?
  • 1対1のコミュニケーション能力はどうか?当社の営業として顧客の前に出しても大丈夫なレベルだろうか?

職務経歴書は加点方式、面接は減点方式と言われています。つまり、徹底的に準備することで減点をゼロにできれば、あなたは職務経歴書の内容通りの人物と認定され、内定をもらうことができます。

想定問答表を作成し事前練習しておく

面接官から聞かれる質問は大体予想できます。必ず想定問答表を作成して回答を頭に叩き込み、スラスラと回答できるよう練習してください。

質問に対する回答を面接のその場で考えて回答してはいけません。受けるであろう全ての質問を事前に書き出し、回答を準備し覚えておくのです。

IT営業 未経験者
IT営業 未経験者

全部事前に準備して覚えておくのですか…?

なんか、やらせっぽいのでは…?

企業はあなたがどれだけ面接の準備しているかもチェックしています。

面接のその場で回答を考えている素振りを見せれば、「この人は準備をせずに仕事する人なんだ」と思われてしまいます。

IT営業は準備が命
実際にIT営業が仕事において重要な提案プレゼンを行う際、優秀なIT営業は必ず徹底的に事前練習しています。

予想される質問も全て事前に洗い出して回答を準備しています。

やり直しの聞かない、且つ受注できるか否かを左右するプレゼンという一大イベントに、事前練習無しに臨むのはIT営業として自殺行為です。

人生を左右する転職活動の中で、面接とは、自分の労働力という商品を企業に買ってもらえるか判断してもらう重要なイベントです。

人生を左右する転職面接の場に、練習なしにのぞむのは危険すぎます

ここまで職務経歴書・履歴書に多大なる時間を投下してきたのに、練習しないで面接に臨んだ結果落選するのは非常にもったいないです。

回答内容だけでなく話し方も準備次第で変わる

事前に想定問答表を準備しておけば、回答内容だけでなくあなたの話し方も洗練されます。

考えながら話すよりも事前に用意して練習しておいた内容を話す方が、精神的に余裕が生まれて声のトーン・話すスピード・自分の表情に気を配れるからです。

特に大きなメリットとして、「えー、」「あのー、」「そうですね、」といった、意味のない繋ぎ言葉を完全に消し去ることができます。

同じ内容を話していても、無意味な言葉あるか否かで聞き手の印象は全く変わります。
以下は全く同じ内容の話をした際の比較です。

無意味な言葉がないパターン
私は現在金融機関で法人営業を担当しています。

これまでの業務で顧客の資金計画を支援していく過程で、積極的なIT投資をすることで財務体質を改善していった顧客を何度も見てきました。

その経験の中で、今後はITの力で顧客を支援していく側に回れば、顧客の経営戦略まで踏み込んで貢献できるのではないかと考え、IT業界に興味を持ちました。
事前に練習せずに無意味な言葉を挟んでいるパターン
えー、私は現在金融機関で、えー、法人営業を担当しています。

そこでですね、えー、これまでの業務でですね、顧客の資金計画を支援していく過程で、えー、積極的なIT投資をすることで、えー、財務体質を改善していった顧客をですね、何度も見てきました、はい。

その経験の中で、えー、今後はITの力でですね、えー、顧客を支援していく側に回れば、顧客の経営戦略まで踏み込んで貢献できるのではないかと考えまして、IT業界に興味を持ちました、はい。

上記を読んだ際にどちらがIT営業として活躍できそうな印象をもつかは一目瞭然です。

IT営業 未経験者
IT営業 未経験者

つい口癖で「えー」って言ってしまいそう…

回答内容を覚えて練習しておけば確実に減らせます。

「えー、」「あのー、」「そうですね、」といった、意味のない繋ぎ言葉を使ってしまう原因は、次に続く言葉を言うまでの間の沈黙を恐れているからです。

回答内容を覚えて練習しておけば、次に何を言うかは頭の中に叩き込まれていて沈黙を恐れる必要がないので、「えー」等言わなくて済むのです。

事前に準備しておけば簡潔な話し方もマスターできる

面接では、質問への回答内容、その話し方だけでなく、どれだけ簡潔に回答できるかもかなり重点的に見られています。

なぜならば、以下のようなコミュニケーションをとるIT営業は社内外から信頼されないからです。

ダメなIT営業のコミュニケーション
  • 結論からは話さず、最後まで聞かないと何を言いたいのかわからない
  • 結局何が言いたいのかわからない
  • 話が長い

上記のようなコミュニケーションを面接でとってしまうと、「この人はIT営業として活躍できないな」と判断されて即落とされます。

簡潔なコミュニケーションをとるスキルは1日やそこらで短期的に身につくものではないため、今から面接までに完璧に身につけるのは難しいです。

しかし、あらかじめ簡潔な回答内容を準備して練習しておけば、面接においては「簡潔なコミュニケーションをとれる人だ」と思わせることができます。

想定問答表で回答を準備する際は、以下のポイントに気を付けてください。

簡潔な回答を準備するための質疑応答表の書き方
  • 回答は結論から書く
  • 回答の文字数は600文字以内にする。(300文字のスピーチ=1分間が目安であり、1回の回答は2分以内に必ず納める)

面接は自己PRの場ではない

想定問答表で回答を記載する際は、以下の点を意識してください。

面接のポイント
  • 面接は自己PRの場ではない
  • 面接とは「この会社で成果を出し続けてくれるか?」を企業が判断するデータ収集の場
  • 面接の質問の意図は全て「この会社で成果を出し続けてくれるか?」の1点のみ

面接の本質を理解しているか否かで、準備する回答の内容が変わってきます。

面接の本質をとりちがえていた筆者の体験談

私は以前、面接とは自分の強みや過去の経歴をわかりやすくシンプルに伝える場だと考えていました。

そのため、やったことない業務については「その業務はやったことありません」と正直に簡潔に答えていました。しかし正直に答えるだけでは質問の意図に答えていないのです。

なぜなら、「やったことはありません」という回答は、正直で簡潔ではあるものの、この応募者はこの会社で成果を出し続けてくれるか?」を判断するための情報になっていないからです。

質問に回答するのではなく、質問の意図に応える

例えば、IT業界の営業職は、日常の提案の中で提案書を作成します。一方で、他の業界の他の仕事では、提案書を作成しない仕事もたくさんあります。

あなたはこれまで提案書を作った経験が無い中で、面接官から「当社の営業は提案書を作成することになるのですが、提案書の作成経験はありますか?」と質問されたらどう回答しますか?

面接の本質を理解しているかで回答の仕方は大きく変わります。

面接官が本当に知りたいのは「提案書の作成経験があるか否か」ではなく、「あなたがIT営業として成果を出し続けてくれるか否か」です。面接官の本当の要望に焦点を当てれば、以下のような回答ができます。

面接官の質問の意図をとらえた回答
現職で提案書を作成したことはありません。

ただ、提案書とは、顧客の現状と理想を分析し、理想に近づくために自社の製品がどのように貢献するのかのシナリオを相手にわかりやすく記載した書類だと考えています。

そのような経験なら、現職のxxxにおいて経験があります。

上記の回答であれば、面接官は「この人はIT営業の提案書作成と似たような経験をしているから、当社で活躍してくれるかも」と考えます。

少なくとも、面接官の真の要望を理解せずに「いいえ、提案書作成の経験はありません」とシンプルに回答するも遥かに良い印象を与えることができます。

質問の意図を意識して質疑応答表を準備しておく

質問の意図を見抜いて応えるのは高等スキルです。その場その場でのコミュニケーションにおいて都度相手の質問の意図に的確に回答するには長期間の訓練が必要です。

しかし、あらかじめ質疑応答表で回答を準備しておくと、じっくりと回答を練ることができます。

質疑応答表で回答を作成する際は、全ての回答に対して、「この回答は相手に対して「私がIT営業として成果を出し続けられる」ことの根拠になるかな?」とチェックしてください。

質問の意図を見抜いて応える技は高等スキル故希少性があり、他の候補者との差別化要素になります。

未経験からIT営業を目指す人はIT知識では他の候補者よりも劣るため、面接は徹底的に準備して「質問の意図に応えられる人」という印象を相手に植え付けてください。

この人はIT業界は未経験だけど、こちらの質問の意図を汲んで的確に回答してくれるこんな感じでお客様とコミュニケーションしてくれたら、きっと優秀なIT営業になれる」と思わせたら面接は通過したも同然です。

Web面接は事前の接続検証と静かな場所の確保を

想定問答表は完璧に準備しておいたのに、Web面接の当日Web会議ツールの接続がうまくいかずあわててしまい、平常心で臨めなかった…

そんな事態は絶対に防いでください。ここまで周到に準備してきたのに、Web会議ツールの接続トラブルで調子を崩されるなんて最悪です。

Web面接の場合は、企業側がWeb会議ツールを準備し、当日の面接用のURLが事前にメール等で共有されます。

Web会議ツールの例
  • zoom
  • googlemeet
  • teams

面接時に使う自分のPCで、Web会議ツールを問題なく使えるかどうか事前にテストしておきましょう。

特に、zoomとteamsはブラウザではなくPCアプリのDLを求められるため、PCにアプリが無い状態で使おうとするとDLに1~2分はかかります。

事前にテストせずに面接開始1分前にURLにアクセスしたら、アプリDLを求められて面接開始に遅れてしまったという失敗はWeb面接でよくあります。

必ず事前にテストしておいてください。

場所は静かな場所であればどこでも大丈夫です。Web会議ツールの機能で背景モザイクをONにしておけば、あなたがどこから面接に参加しているかは相手はわかりません。

誰にも邪魔されず、リラックスして面接に臨める場所を事前に確保しておいてください。

落ちたら落選の原因を分析

面接選考は書類選考以上に、落選の原因分析を徹底してください。

なぜならば、書類選考と比較して面接選考は、落選の原因となる要素の幅が広いからです。

面接で落ちる理由
  • 職務経歴書の内容を掘り下げて聞いたら、求める人材要件とは合っていなかった
  • 結論から話してくれないため話がわかりにくい
  • 話し方がフランクでビジネスマナーに不安を感じる
  • 終始表情が暗く、入社意欲が感じられなかった
  • こちらからの質問内容が置き去りにされており、質問に対する回答になっていなかった
  • 掘り下げて質問するとやや不満な表情が感じられ、ストレス耐性に不安がある

落選の原因を把握せずに別の選考に臨んではいけません。

実際、IT営業の仕事においても、他社とのコンペになり自分の提案が選ばれないことはあります。コンペで負けた際、優秀なIT営業は必ず敗因分析をして次に活かします。

面接で落ちた理由をそのままにして、別の選考でまた同じ理由で落選するのは本当にもったいない機会損失です。

落選理由の確認は転職エージェントへ事前に依頼しておく

面接で落選した場合の落選理由をあなたが企業へ直接聞くことはできません。

転職エージェント経由で応募した選考では、面接の機会以外で応募者と企業が直接やりとりすることはないからです。
面接日時の日程調整、合否の結果連絡等は転職エージェントを通じてやりとりします。

そのため、落選理由を確認するなら転職エージェント経由で確認します。

面接が終わったその日のうちに、「もしも不合格だった場合は今後に活かしたいのでその理由を企業に確認してほしい」と転職エージェントへメールで依頼しておいてください。

優秀な転職エージェントは依頼しなくても落選理由を確認してくれる傾向があります。

しかし、気遣いのできる転職エージェントは「落選理由をそのまま応募者に伝えると応募者を悪くするのでは?」と懸念し、あえて落選理由を応募者に伝えない可能性もあります。

落選理由を欲していることを転職エージェントに事前に伝えておけば、転職エージェントは必ず落選理由を企業に確認してあなたに伝えてくれるでしょう。

私が実際に転職エージェントに依頼した時のメール文面を以下に紹介します。活用してください。

転職エージェントへの落選理由確認依頼文面
○○様

お世話になっております。○○です。

本日、株式会社△△様との面接を終えました。
今後、先方からの合否結果が○○様の元へいくと思いますが、もしも不合格だった場合、その理由を先方へヒアリングの上私はご共有お願いできますでしょうか。
不合格理由を把握することで、今後の転職活動へ活かしたいためです。

恐れ入りますが、何卒よろしくお願い致します。

オファー面談=内定面談

全ての面接を通過すると、「オファー面談」というイベントがあります。

オファーとは
転職したことが無い人は聞きなれない言葉ですが、転職市場では内定のことをオファーと呼びます。
転職エージェントから求人の紹介を受けたことを「オファーをもらった」と言う人がたまにいますがそれはオファーという言葉の意味を理解していない誤った使い方です。

内定をもらう面談のことをオファー面談と呼びます。オファー面談では企業から以下のようなやりとりが行われます。時間はだいたい30~40分程度です。

企業から応募者への説明

  • 企業側担当者から応募者に対して、内定を出したいことの通達
  • 企業が応募者のどんな点を評価し期待しているのか
  • 応募者に着任してほしいポジション・担当してもらいたい業務
  • 年収・福利厚生・勤務条件といった各種条件
  • 内定承諾の期限
  • 内定承諾してくれた場合に想定している入社日

企業から応募者への質問

  • 他社の選考状況は?
  • 選考中の他社と比較した自社の優先順位は?
  • 内定承諾してくれた場合の入社可能日は?

オファー面談の実施は、企業があなたを採用したいという意思表示をしたことになります。IT営業になりたいというというあなたの要望は少なくとも叶うことが確定しています。

オファー面談のその場で内定承諾する必要はありません。
内定承諾の期限までに回答すればOKです。

内定承諾書にサインしたら他社選考を辞退

内定承諾書は企業側で作成して応募者に送付されるため、応募者の方で何か準備する必要はありません。

電子契約サービスを使った内定承諾書の場合は、企業からメール等で送られるURLをクリックして、その先のWebサイト上で住所氏名などを入力して完了します。

書面の内定承諾の場合は、記名押印して完了です。

企業からもらった内定承諾書にサインしたら、内定承諾したことになり以下のような法的な効力が生まれます

  • 応募者は内定承諾した企業に入社する
  • 企業は応募者の入社を受け入れる

もし他の企業の選考が並行して進んでいた場合は、他の企業に対しては選考の辞退を申し出てください。

現職への退職申し入れ

仕事を続けながら転職活動していた場合は、内定承諾後に現職企業への退職を申し入れます。

退職の申し入れには、面接とは違ったストレスを感じる方も多いです。実際、私はかなり緊張し軽く震えながら上司へ申し入れました。

具体的な申し入れの手順は、「相談事項がある」と議題を名言せずに30分ほどの打ち合わせをセットしてください。
打ち合わせが始まったら、単刀直入に退職を申し出ましょう。

未経験からIT営業を目指す際のポイント

以上、自己分析から内定承諾までの具体的な手順を解説してきました。

改めて未経験からIT営業への転職活動のポイントをまとめると、「徹底的に準備すること」です。

転職活動は椅子の取り合いです。あなたが応募した採用枠を希望しているのはあなただけではありません。

新卒の就活のように企業説明会や集団面接といった場が無いので気付きにくいのですが、あなた以外にも多くの人がその採用枠に応募しています。

IT業界未経験者は、経験者と比べれば確実に不利です。全てが同じ評価であれば、企業は必ずIT業界経験者を選びます。

IT営業未経験者はそのハンデをひっくり返すほどの優位性を身につけなければなりません。その唯一の答えが、徹底的な準備です。

準備の具体的な手順は本記事であますことなく解説しました。

「他の応募者もここまでは準備しないはず、でも俺は/私はやってやる」という勢いで、貪欲に、周到に準備してください。

IT営業の将来性

IT営業は全業界の営業職の中でも将来性が高いと言えます。なぜなら、IT業界そのものが成長し続けているからです。

IT業界は成長市場

現在、日本は人口が減り続けています。
人口が減れば、お金を使う人数が減り、経済成長も鈍化します。

しかしIT業界は成長し続けています

以下は経済産業省による、IT業界の売上高合計に関する調査結果です。

IT業界の売上高推移

(出典)経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」よりグラフ作成

IT業界全体が成長するなら、業界に所属するIT企業も成長していきます。
IT企業が成長すれば、IT営業にはこの先も活躍するチャンスが増え、幅広いキャリアの選択肢を得ることができます。

IT営業はやめとけと言われたけど…

IT営業 未経験者
IT営業 未経験者

IT営業への転職を考えていると知人に話したら、IT営業はやめとけと言われました…

IT営業 経験者
IT営業 経験者

ひと昔前のIT営業は、確かに労働時間が長く、決してクリーンなイメージはありませんでした。

しかし現在は異なります

労働基準法の改正によって、2019年4月より時間外労働の上限が規制されています。

上限以上の時間を社員に働かせると企業は罰則を受けるため、生産性の向上による労働時間削減をIT企業も進めています

元IT営業の体験談:2012~2015年は22時退社が普通だった

私は2012年にIT営業として就職しました。

当時の営業部署の残業状況は以下の通りです。

退社時間印象
18~19時こんな時間に退社するIT営業はいない。
19~20時1割の人が「今日は早めに帰りますね」といってこの時間に退社
20~21時2割「ちょっと早いけどお先に失礼します」といってこの時間に退社
21~22時3割が「今日はこの辺で切り上げるのでお先に失礼します」といってこの時間に退社。平均的退社時間。
22~23時3割が「そろそろ帰ります」といってこの時間に退社。この時間から「残業している感」を感じている。
23~24時1割が「終電なんで帰ります」と言ってこの時間に退社

当時はこの時間間隔が当たり前でした。
中高年層には「若手は遅くまで仕事するべき」と発言している人もいました。

しかし、2020年代の今はIT企業にも「長時間労働は悪」という文化が定着しています。

なぜならば、長時間労働の文化を継続していけばどんどん人が他社へ流出していってしまうため、どのIT企業もこの10年間で長時間労働の是正に取り組んできたからです。

IT営業に向いている人

未経験からIT営業を目指す場合、IT営業に必要な全てのスキルを現時点で保有している必要はありません

必要なスキルは入社後に身につければOKです。

入社後に必要なスキルを身につける素養がある、言い換えるとIT営業に向いているのは以下のような人です。

人の話を聞くことが嫌いではない

IT営業はとにかくヒアリングが最重要です。

ヒアリングして事実を正確に把握できなければ全ての営業活動は無駄になってしまいます。

ヒアリングスキルは今保有していなくても、後から学べばOKです。
ヒアリングスキルを身につけるための素養として、人の話を聞くことが苦ではないことが求められます。

チームで仕事を進める姿勢がある

IT営業は必ず複数の関係者と仕事を進めていきます。

誰かと協力しながら1つの目標を追うことが苦じゃなければ、IT営業の素養があると言えます。

新しいことを学ぶ姿勢がある

未経験からIT営業になるなら、転職後も多くのことを新たに学び身につけなければなりません。

スキルを身につけてIT営業として1人前になっても、継続して成果を出し続けるには最新情報を追い続ける必要があります。

自分が今まで知らなった知識を学ぶことに苦を感じないなら、IT営業として活躍できる素質があります。

未経験からIT営業を目指す場合、IT営業に必要な全てのスキルを現時点で保有している必要はありません。

なぜなら、必要なスキルは入社後に身につけられるからです。

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