IT業界内の転職

【元SIer営業の実体験】SIer営業の転職先・進めるキャリア

SIer営業が進めるキャリア

今SIer営業の方は、以下のような不安を感じたことはないでしょうか・・・?

SIer営業

このまま一生SIer営業を続けていくのだろうか

別の道へ進むキャリアはないだろうか…

実はSIer営業は、別のキャリアへ進むことも可能です。

私自身、10年間SIer営業として勤務してから初めての転職活動に挑戦した中で、転職エージェントから多くの求人を紹介してもらえました。

私がSIer営業を10年間続けていた間、同僚だった多くのSIer営業も別のキャリアへ転職していきました

この記事は、SIer営業からの転職先候補、SIer営業が進めるキャリアの候補を紹介します。

この記事を読むと、実際にSIer営業から転職した私の実話をもとに、SIer営業が進める具体的なキャリアを知ることができます。

この記事の結論

SIer営業から進めるキャリアの選択肢は…

  • クラウドサービス営業
  • 無形商材営業
  • コンサルタント
  • カスタマーサクセス
  • 企画職・事業開発職

SIer営業の転職先①クラウドサービス営業

SIer営業から別企業の営業へ転職

1つ目はクラウドサービス企業の営業職に転職するキャリアです。
SIer営業時代に培った営業経験・営業スキルを大いに活用できます。

BtoCのクラウドサービスであれば、製品力とマーケティング力次第で獲得できるユーザー数が変動します。

一方で企業向けのBtoBクラウドサービスの場合、営業による提案活動が無ければユーザー数を増やすことはできません

あるクラウドサービスが自社の問題を解決できるか否か、企業が独自で調べつくして自社だけで導入することは難しいからです。

そこで必要とされるのがクラウドサービス営業です。

クラウドサービス営業の役割
  • 企業が抱えている課題をヒアリング
  • ヒアリングした課題を、自社のサービスがどのように解決/達成できるのか提案
  • 企業に購入を意思決定してもらうようリード

この流れはSIer営業時代の提案活動とほぼ同じではないでしょうか・・・?

SIer営業とクラウドサービス営業の提案活動

クラウドサービスの営業であれば、SIer営業時代に鍛えてきた思考・行動のパターンをそのまま活かせます

SIer営業とクラウドサービス営業の思考

クラウドサービス営業は提案における担当範囲が広い

クラウドサービス営業がSIer営業と違うのは、自社が扱っているサービスが決まっているということです。

SIer企業クラウドサービス企業
課題を解決する
ソリューション
提案先企業にあわせてシステム開発

・ゼロから作るスクラッチ開発
・パッケージソフトを活用
自社のサービス

SIerは「顧客の要望に基づいてシステムを作って納品する」ビジネスモデルです。
「具体的にどんなシステムを作るか」という詳細は、システムを作るエンジニアが考えることになります。

一方でクラウドサービスは、「自社のサービスを顧客に使ってもらう」ビジネスモデルです。

既に仕様が決まっているサービスを、顧客の問題解決のために提案するのです。
この提案を考えるのは営業の役割です。

SIer営業とクラウドサービス営業の役割比較

顧客の問題をヒアリングして、分析して、自社のサービスをどう提案するかという戦略検討から実行までを営業が担います

クラウドサービス営業はSIer営業に比べて提案における役割が広いのです。

SIer営業時代は、提案にはエンジニアが同席することが通常だと思います。
(私もそうでした)

一方でクラウドサービス営業は、提案にエンジニアが同席することは少ないのです。

クラウドサービス営業は、SIer営業時代の経験を十分に活かしつつ、且つ営業の力量で提案の内容をコントロールすることができます

営業力を高めたいというキャリア志向があるならクラウドサービス営業はオススメの選択肢です。

≫ SIer営業からクラウドサービス営業へ転職した実体験

クラウドサービス営業を目指すなら特化型転職エージェントがオススメ

大前提として、転職する場合は以下を理由に転職エージェントの利用が必須です。

  • 優良な非公開求人は転職エージェント経由でしか応募できない
  • 転職エージェントは無料で職務経歴書のチェックや面接対策に付き合ってくれる

世の中には多くの転職エージェントが存在します。

クラウドサービス営業への転職を目指すなら「マーキャリNEXT CAREER」がオススメです。

なぜならば、マーキャリNEXT CAREERはSaaS企業を中心としたクラウドサービス営業職に特化した転職エージェントだからです。

SIer営業からクラウドサービス営業を目指すなら、自分が今まで身につけたスキルや経験がクラウドサービス営業の仕事にどう役立つのかを、論理的にわかりやすく言語化する必要があります。

この際、クラウドサービス営業の仕事に詳しくない転職エージェントだと、有効なアドバイスをもらえない恐れがあります。

一方で、クラウドサービス企業への転職に特化したマーキャリNEXT CAREERは、クラウドサービス営業の仕事内容や求められるスキルも熟知しています。

クラウドサービス企業に詳しい人物から客観的で適格なアドバイスをもらうことで、転職できる確率がぐんと上がります。

面談をすれば、以下のようなアドバイスをもらうことができます。

  • 自分の今までの経験のうち、何がクラウドサービス営業に活かせるのか
  • 今勢いがあって待遇の良いクラウドサービス企業はどこ
  • 自分がクラウドサービス営業に転職したら年収いくらもらえるか
  • クラウドサービス企業にウケの良い職務経歴書の書き方は何か

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マーキャリ NEXT CAREERでSaaS営業へ転職した人の例
(出典 マーキャリ NEXT CAREER)

マーキャリNEXT CAREERは完全に無料で利用できます。
利用の流れは以下の通りです。

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SIer営業

でも、転職エージェントって登録するのに時間と準備が必要ですよね?

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出典 マーキャリ NEXT CAREER

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SIer営業の転職先②無形商材営業

SIer営業の経験は、「無形の商材を顧客に提案してきた経験」という見方もできます。

「無形商材の営業」という切り口で考えると、IT業界以外の営業職も転職先として候補にあがります。

無形商材の例
  • 転職支援サービス
  • 広告サービス
  • 研修サービス

SIer営業の以下の提案経験は無形商材の提案プロセスにも十分活用できます。

  • 顧客が抱えている問題をヒアリング
  • 自社のサービスが顧客の問題をどう解決できるのか提案
  • 顧客の購入意思決定を支援

もしIT業界そのものから離れたいという強い思いがあるなら、IT業界ではない業界で無形商材を扱う営業へ転職するという選択肢が現実的です。

SIer営業の転職先③コンサルタント

SIer営業から営業以外のキャリアへの転職

SIer営業からの転職先として、「本人の経験」と「本人の資質」次第では、営業ではない別の職種への転職も検討できます。

1つ目は顧客の経営課題を解決するコンサルタントです。

「企業が抱えている問題をヒアリングして、その解決策を考えて提案する」というSIer営業の業務経験は、コンサルタントと共通する部分があるからです。

実際、私もコンサルタント会社からの求人を多く紹介されました。

SIer営業からコンサルへの転職は早めに

SIer営業からコンサルタントへキャリアチェンジできるのは体力面をふまえると20代~30代前半が現実です。

営業からコンサルタントへキャリアチェンジしたい思いがあるなら早めに行動へ移すことをお勧めします。

実際に転職エージェントと面談した中で知った傾向ですが…

SIer営業のまま30代後半になると『営業マネージャー』とみられ、コンサルタントへキャリアチェンジするにはハードルが高いと思われやすいです。

コンサルタントはリサーチ業務や資料作成業務等、1人あたりの業務量がSIer営業と比べると跳ね上がります。
体力が落ち始める30代後半に、未経験の大量の業務をゼロからキャッチアップできるかは不安です。

元SIer営業

営業からコンサルタントへのキャリアチェンジを少しでも考えている方は、早めに職務経歴書を作成して転職活動を始めることをオススメします。

SIer営業の職務経歴書の作成 体験談

SIer営業の転職先④カスタマーサクセス職

メガベンチャー企業やSaaS企業を中心に市場価値が高まっているカスタマーサクセス職もSIer営業の転職先候補です。

カスタマーサクセスとは

自社の製品を購入してくれた顧客(カスタマー)に対して、製品を使い続けてもらい、顧客を成功(サクセス)に導く職種です。

月額料金制のITサービスビジネスを成り立たせるには、顧客に利用を継続してもらい月額利用料を得ていくことが必要です。

そこで、自社の製品を顧客に使いこなしてもらうことで、継続利用による安定的な収益を確保する役割を担うのがカスタマーサクセスです。

SIer営業

でも、カスタマーサクセスって製品の使い方を説明するインストラクター的な人ですよね…?

カスタマーサクセスの役割は自社サービスの使い方をただ単に顧客に説明するだけではありません。

製品の契約に至った背景や、顧客が真に達成したいことのヒアリングから始めて、顧客の成功を導くプロジェクトマネージャーと言えます。

カスタマーサクセスのミッションは「製品の使い方を教えること」ではなく「顧客の成功を導くこと」だからです。

カスタマーサクセスを置いているIT企業のサービスは、顧客の要望に応じて様々な設定ができるようになっています。

顧客単体ではどの設定をすべきか決められない程です。

そこで、カスタマーサクセスが顧客の要望や現状をヒアリングした上で最適解を提案し、顧客と合意の上で設定作業を進めていきます。

多数の関係者が関わるプロジェクトをマネジメントする

導入支援作業は1日では終わりません。

なぜならば、企業がITサービスを導入するには以下のように多くの工程があり時間がかかるからです。

  1. 顧客の課題・業務の流れヒアリング
  2. 顧客の課題に合わせて、カスタマーサクセスが製品の具体的な使い方を提案
  3. カスタマーサクセスの提案を受けて、製品の使い方を顧客企業内で検討・決定
  4. カスタマーサクセスが設定を施す
  5. 設定済のテスト環境を顧客に提供し、実際に顧客に試してもらう(検証作業)
  6. 検証作業の結果をカスタマーサクセスが顧客からヒアリング。必要に応じて設定を見直す
  7. 設定を見直した本番環境を顧客に提供する
  8. 顧客が実際に業務において使い始める

対象の製品に応じて期間は変わりますが、最短でも1週間、大企業への導入支援なら半年以上かかることもあります。

カスタマーサクセスは、

「多数の関係者が関わり」
「決められた期限に対して」
「1つのゴールを目指して物事を進めていく」

プロジェクトマネージャーと言い換えられます。

一流のカスタマーサクセスは年収1,000万超え

カスタマーサクセスの年収は企業によっても変動します。
ビジネスにおけるカスタマーサクセスの重要性が高い企業では、高い年収を払います。

例えば、外資系IT企業のセールスフォース社におけるカスタマーサクセスは年収1,000万超えも珍しくありません。

セールスフォース社とは
顧客管理システムを中心に、企業向けのIT製品を全世界へ展開しているアメリカのIT企業です。
日本法人もあり、日本では約2,000人程の社員が存在します。

「カスタマーサクセス」という概念・職業を世の中に生みだした企業でもあります。

「セールスフォースでカスタマーサクセスをやっている」と言えば、
「トヨタ自動車で次世代の車を開発している」
「エルメスでデザイナーをやっている」
と同じくらいの凄み
があります。

私は実際にカスタマーサクセスの仕事も経験したことがあります。
以下の記事では、カスタマーサクセスの仕事内容からねらい目の企業までを実体験に基づき解説しています。

SIer営業の転職先⑤ビジネス企画職・事業開発職

SIer営業時代の経験を活かせば、ビジネス企画職や事業開発職に挑戦するルートもあります。

実際、私は「営業職」というキャリアから「企画職」というキャリアへのシフトを狙い、企画職のポジションに内定をもらえました。

SIer営業経験はビジネス企画職・事業開発職と共通点がある

SIer営業の業務は「顧客が抱える課題をヒアリングし、分析し、それを解決するシステムの提案をとりまとめる」という見方もできます。

この業務の1つ1つの掘り下げると、以下のような経験を積み上げているケースもあります。

  • 顧客の事業を深く知り、顧客の問題をテクノロジーで解決するアイデアを自身が考えて行動に移す
  • 自社のエンジニアと深い議論ができるIT知識を持ち、エンジニアと連携しながらシステム提案というプロジェクトを推進する
  • 顧客企業内の関係者、自社組織内の関係者、ステークホルダーとなるパートナー会社という複数企業/複数関係者が関わるプロジェクトを推進する

以上の経験は、ビジネス企画職・事業開発職においても求められる行動様式です。

そのため、自身の業務経験のアピールの仕方を工夫すれば、SIer営業からビジネス企画職・事業開発職へ転職できる可能性もあります。

SIer営業向けのキャリア戦略 体験談

SIer営業の仕事は多岐にわたり忙しいので、自分のキャリア戦略を考える時間は普段なかなかとれないと思います。

SIer営業
  • 今SIer営業でそこそこ満足している
  • 給料は悪くないしこのまま人生安泰

今SIer営業で現状に満足してるあなたは、将来設計やキャリア戦略を後回しにしていませんか?
SIer営業時代、将来への危機感が無かった私が真面目にキャリア戦略を立てた手順と考え方を以下の記事で紹介しています。

今SIer営業の人は是非参考にしてください。

SIer営業が転職活動にかかった期間は6か月

SIer営業が転職活動にかかかった期間

私は転職サイトへの登録から転職先の業務を始めるまで、約6か月かかりました。

  • 職務経歴書の作成:2週間程
  • 転職サイト登録から内定受領まで:約2か月
  • 会社への退職交渉:約1か月
  • 退職決定から退職日まで:3か月

私は10年勤務していたので1か月分の有給休暇がたまっていましたが、結局1週間ほどしか使えませんでした

これから転職活動を具体的に始めようと思っている方は全体のスケジュール感を抑えておくことをオススメします。

≫ 【実例公開】SIer営業が転職活動にかかった期間の詳細はこちら

SIer営業の転職活動の流れ

私は現在30代でこれまで2回の転職を経験しており、以下の進め方をとりました。

  1. 自己分析
  2. 応募する求人を見つける
  3. 書類選考へ応募
  4. 面接
  5. オファー面談=内定受領
  6. 退職交渉
  7. 転職先へ入社

私は転職関連書籍を9冊読み転職活動の具体的なノウハウを知り実践してきました。
転職活動の体験談にもとづくポイントも本サイトで紹介しています。

≫ 【転職本9冊読んだ転職経験者の体験談】転職活動の流れとポイントを解説

SIer営業の業務経験は多岐に渡るため、進めるキャリアの幅も広い

以上、SIer営業の転職先候補を紹介しました。

SIerは決まったものを売るビジネスではなく顧客の問題をITの力で解決するというビジネスです。
具体的に顧客に提供している内容は多岐に渡ります。

伴って、SIer営業のあなたの経験も、多岐に渡るのではないでしょうか?

多様な経験を持つSIer営業

SIer営業の仕事は、「決まった商品を」「決まった相手に」「決まったやり方で」数多く提案する、といった内容ではありません。

あなた自身の業務経験を一度洗い出してみると、今の自分の市場価値が見えてきます。次に進めるキャリアの選択肢が見えてきます。

今すぐ転職する気のない人が自分の選択肢を把握しておくテクニック

たとえ今すぐ転職する気はなくても、将来に漠然とした不安を感じていませんか…?

転職未経験者
  • 今の待遇や仕事にそこまで不満は無いけど、今の仕事のままで将来大丈夫だろうか…
  • 自分は外の世界でも通用するのだろうか…
  • まあいっか、とりあえず今の仕事を一生懸命やるしかないな…

実は、SIer営業が自分のキャリア設計や市場価値を理解せずにがむしゃらに働くのは非常に危険です。

なぜなら、東証一部上場の大手企業を中心に、中高年を対象とした早期退職を実施する企業が毎年増えているからです。

早期退職を実施したSIer企業

転職未経験者

でも、今すぐ転職したい訳ではないし、自分のキャリア設計なんてどう考えたらいいのかわからない!

  • 今すぐ転職する気はない
  • でも将来仕事に困るリスクは回避したい

そんな人は、「今すぐ転職したい訳ではないけど情報収集したい」という名目で転職エージェントに登録することをオススメします。

転職未経験者

今すぐ転職する気がないのに転職エージェント登録する意味あるの?

転職経験者

あります。

むしろ、転職する気がない時こそ転職エージェントを通じて情報収集しておくことが重要です。

転職する気のない人が転職エージェントを登録すると得られる意外なメリット

  • 自分の市場価値について情報収集し、未来の市場価値を予測し対策をたてられる
  • 今後の自分の要望に合ったポジションの募集が始まったら紹介してもらえる

以下の記事では、転職する気のない人が転職エージェントを登録すると得られる意外なメリットについて解説しています。

将来仕事に困るリスクは回避したいと思っている人は是非参考にしてください。

\筆者の体験談/
今転職する気はないけど市場価値を知りたい人向け記事
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今転職する気はないけど市場価値を知りたい人向け記事