SaaS転職におすすめの転職エージェント【営業＆エンジニア別】

SaaS企業への転職において、知名度だけで転職エージェントを選ぶのは絶対に辞めた方がいいです。

なぜならば、SaaS業界は上場準備中の企業が多く業績や社内事情が外からわからないため、SaaS業界に精通している転職エージェントから内部情報を引き出すことが重要だからです。

「SaaS業界に詳しくない転職エージェントから紹介された結果転職したら、社内はボロボロだった」なんて事態は珍しくありません。外からは内情がわかりにくいSaaS業界だからこそ、SaaS業界に特別に詳しい転職エージェントを利用することをオススメします。

この記事では、実際に転職エージェントを利用してSaaS業界へ転職したことがある筆者が、実体験を交えながらオススメの転職エージェントを解説します。

この記事を読めば、SaaS営業またはSaaSエンジニアへの転職を成功させて、年収UPやワークライフバランスの向上を実現できます。

SaaS業界転職におすすめの転職エージェント

SaaS業界への転職にオススメの転職エージェントは職種別に分かれます。

以下、順に解説します。

SaaS企業のエンジニア転職におすすめの転職エージェント

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、「ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1」に選ばれるITエンジニア経験者専門の転職エージェントです。

高い専門性を持つアドバイザーがキャリアの選択肢を洗い出し、5,000件以上のハイクラス求人の中からご登録者様のパーソナリティや志向性に沿い、まだ出会えていない理想の求人をご提案します。

SaaS企業の中でも、大手企業から成長企業までは幅広く紹介してくれます。

Geekly

GeeklyはIT/WEB業界を専門とした転職支援サービスです。大手を中心に募集中求人数は、24,000件以上。ギークリー独占の求人案件も扱っており、大手サービスに劣らないサービス力を誇ります。

転職希望者のスキルや経験、職種経験をもとに、多角的に分析してマッチングを行えます。

また、エグゼクティブ求人では年収700万以上の案件を扱い、スキルのみならず、転職希望者の経験を元に的確な転職支援を行えることが強みとなります。

JAC Digital(ジェイ―シーデジタル)

JAC Digitalは、日本最大手の転職エージェントJACリクルートメントが運営する、IT業界・IT系職種に特化した転職エージェントです。特化している分、IT業界やIT系職種への転職において年収UP転職を成功させるためのノウハウ・サポートを受けられます。

扱う求人のうち52.5%は年収1,000万以上、80.6%以上は年収800万以上で、数ある転職エージェントの中でも「IT業界の高年収転職」に成功する確率が最も高いと言えます。

JACリクルートメントには以前からIT業界への転職を専門としているキャリアコンサルタントの部署がありましたが、2023年にIT業界転職専門サービスとしてブランドとして確立されたのが「JAC Digital」です。

JAC Digitalの詳細については以下の記事で解説しています。

テックルート

ITエンジニア領域に特化した転職エージェントです。転職エージェントを複数保有する株式会社ファンオブライフが運営しています。国内の人気企業、外資、注目のスタートアップなど非公開求人を多数保有しています。以下の3つの強みをもとに、ITエンジニアへの転職可能性が高まります。

専門性	エンジニア専門のエージェントならではの、魅力的な求人を紹介してくれます。
手厚いサポート	レジュメ・選考対策・条件交渉など、転職活動の最後まで無料で支援してくれます。
長期的な視点	エンジニア特有の転職マーケットの非公開情報をもとに、長期的な視点でのキャリアを提案してくれます。

SaaS企業の営業職への転職におすすめの転職エージェント

hapeAgent(エイプエージェント)

hape Agent（エイプエージェント）は、営業職に特化した転職エージェントです。特化している分、SaaS企業の営業職への転職を成功させるためのノウハウも豊富に保有しています。

hape Agent利用者は書類選考通過率90%以上、面接選考後3人に1人が内定を獲得できています。

他の転職エージェントと比べて、求職者1人1人にじっくり時間をかけて対応するのが特徴です。

転職に至る経緯や将来のキャリアプランをヒアリングした上で、希望を満たす求人の探索、内定を勝ち取るため作戦会議、全てにおいてじっくりと時間を使います。

hape Agent(エイプエージェント)の評判やメリット・デメリットなどの詳細は以下の記事で解説しています。

マーキャリNEXTCAREER

マーキャリNEXT CAREERはSaaS企業のビジネス職への転職に特化した転職エージェントです。特に、未経験からSaaS営業への転職にはこれまで200人以上の転職成功実績があります。

今なら、無料面談参加者限定で以下の2点が無料提供されています。

未経験からIT営業への転職を200人以上の成功させてきたマーキャリNEXTCAREERだけが持つ具体的なノウハウやテクニックを無料で入手可能です。

マーキャリNEXTCAREERの評判も含めた詳細は以下の記事で解説しています。

JAC Digital

JAC Digitalは、JACリクルートメントが運営する、IT業界・IT系職種に特化した転職エージェントです。JACリクルートメントには以前からIT業界への転職を専門としているキャリアコンサルタントの部署がありましたが、2023年にIT業界転職専門サービスとしてブランドとして確立されたのが「JAC Digital」です。

IT業界・IT系職種への転職に特化し、中でもさらに高年収のハイクラス転職に特化しています。

JAC Degitalが紹介する求人のうち、52.5%は年収1,000万以上の求人です。年収800万以上の求人で見れば、全求人のうち80.6%が該当します。

以下の記事では、JAC Digitalのメリットとデメリットも含めた詳細について解説しています。

SaaS企業のカスタマーサクセス職への転職におすすめの転職エージェント

9Eキャリア

9Eキャリアはカスタマーサクセス職とインサイドセールス職への転職に特化した転職エージェントです。特化している分、カスタマーサクセス職の求人を豊富に保有しています。

9Eキャリアの詳細については、以下の記事でも解説しています。

マーキャリNEXTCAREER

マーキャリNEXT CAREERは、IT業界の営業職・カスタマーサクセス職・マーケティング職への転職に特化した転職エージェントです。カスタマーサクセス職の転職実績も多数あります。

SaaS業界転職におすすめの転職サイト

Green

Greenは、IT/WEB業界に特化した転職サイトです。大手企業からベンチャー企業まで幅広く求人を掲載しています。

通常、転職サイトでは、掲載されている求人を求職者が見つけて応募するのが一般的です。一方でGreenでは、会員登録するとあなたのもとへ企業側からのスカウトの連絡がきます。

実際、Green利用者のうち60%が企業からのスカウト経由で転職しています。

忙しくて大量の求人に目を通す時間がなくても、会員登録するだけで企業から連絡がくるため、楽して転職活動できるのがGreenのメリットです。

SaaSとは？

SaaSとは、「Software As A Service」の略称で、ソフトウェアをサービスとして提供する事業を指します。

SaaSという事業の概要を理解するには、過去と比較するとわかりやすいです。

SaaSが登場する以前

インターネット技術が今ほど発達していない昔は、PCでソフトウェアを使いたい場合、PCの中にソフトウェアをインストールしていました。

昔はインターネットが発達していないので、ソフトウェアをインターネット経由でインストールすることはできませんでした。ソフトウェアのデータが入ったCD-ROMをPCに入れてインストールするのが常識でした。

ソフトウェアを使いたい人は、ソフトウェアが入ったCD-ROMを購入して、自分のPCにインストールして必要な設定をしないとソフトウェアを使えなかったのです。

企業がソフトウェアを使う場合は大変

企業がソフトウェアを使う場合、準備の手間はより複雑で手間がかかります。なぜならば、企業がソフトウェアを使う場合は企業用のコンピューターであるサーバーにソフトウェアをインストールするからです。

企業は自分でサーバーを購入してソフトウェアをインストールできるよう準備しなければなりません。

企業用のコンピューターであるサーバーは、個人用PCよりも操作の難易度が高いです。PCにようにマウスでクリックして動かすのではなく、黒い画面に英語のコマンドを打ち込んで動かしていきます。画面に表示される文字も英語です。

SaaSは即利用できる

インターネット回線が発達したことによって、自分のPCや企業のサーバーにソフトウェアをインストールしなくてもソフトウェアを使えるようになりました。

上記が「ソフトウェアをサービスとして提供する事業」＝SaaS（Software As A Service）です。

たとえるなら、映画やドラマを見る手法と同様です。

• 昔：DVDを購入/レンタルして、DVDプレーヤーで再生する必要があった
• 今：インターネットを通じてAmazonPimeやNetfilixで即鑑賞できる

SaaS企業の職種

大きくエンジニア系職種、ビジネス系職種、スタッフ系職種に分かれます。

エンジニア系職種

サービスの開発と提供を担う職種です。ほとんどがITエンジニアであり、IT技術に関する専門知識を保有します。

ビジネス系職種

サービスを顧客に届ける職種です。顧客に提案する営業職、顧客からの問い合わせに対応するカスタマーサポート職等があります。

スタッフ系職種

人事、経理、法務、総務など、いわゆるバックオフィス系の職種です。

おすすめのSaaS企業の選び方【体験談】

SaaS業界は成長市場につき数多くの企業が参入しています。2023年時点で日本国内のSaaS企業は約600社です。

たくさんのSaaS企業の中から優良なSaaS企業を選ぶポイントは以下です。

以下、順に解説します。

上場していて市場で存在感のあるメガベンチャー企業

既に上場しているということは、上場に必要な社内の管理体制がしっかり整備されていることを意味します。

SaaS業界は若い企業が多く、「まずは事業を軌道に乗せること」が優先されるため、労働時間管理は軽視されがちです。注意して見極めないと、無限に残業させられる企業に入社してしまう恐れがあります。

上場している企業は時間外労働を取り締まる規則や部署が存在するため、残業地獄に陥るリスクを回避できます。

上場企業は資金に余裕があるため平均年収も高めです。福利厚生も整っています。経済的に安定し、健康的な生活を送るためにも、第一候補としては上場しているSaaS企業をオススメします。

ためこんだデータを活用した「次の一手」にとりくんでいる企業

数多くのサービスが乱立するSaaS業界において、投資家が「このSaaS企業は伸びるので投資する価値がある」と判断する1つの基準があります。

今提供しているサービスの中にため込んだ顧客のデータを活用することによる、新たなサービスの開発です。

SaaSが登場する以前のソフトウェアをインストールする時代は、ソフトウェアの開発会社はユーザーのデータにはアクセスできませんでした。しかしSaaSではSaaS企業のサーバーにユーザーがアクセスしてサービスとして使うので、時間の流れとユーザー数に比例して雪だるま式にデータが増えていきます。

「大量にため込んだデータを活用して新たな価値として提供する姿勢があるか否か」が、将来有望なSaaS企業か否かを判断する重要なポイントになります。

SaaS業界の平均年収【体験談】

統計上、SaaS業界の平均年収は608万円です。

しかし実際にSaaS企業で働いていた身からすると、統計上の平均年収は以下を理由にアテになりません。

たとえSaaS業界の平均年収が600万円だったとしても、あなたの前職での年収が800万円で、中途採用の選考で評価されれば800万円以上オファーは出ます。

特に、以下のケースでは年収1000万以上も珍しくありません。

SaaS企業へは未経験でも転職できる？

IT業界経験者であれば、SaaSという事業の経験有無は問われません。SaaSとはソフトウェア製品をサービスとして提供する事業なので、本質的にはIT企業と言えます。

IT業界の経験有無は、応募先の職種に応じて必須度合いが異なります。

エンジニア系職種からSaaS企業への転職を目指す場合、完全に未経験では不可能です。エンジニアとしてのスキルを身につけられるエンジニアスクールなどを活用してください。

SaaS企業への転職には転職エージェントを活用しよう

以上、SaaS企業への転職におすすめの転職エージェントを紹介しました。改めてまとめると以下の通りです。

SaaS企業への転職においては、転職エージェント選びが特に重要です。

なぜならば、SaaS業界は上場準備中の企業が多く業績や社内事情が外からわからないため、SaaS業界に精通している転職エージェントからでないと内部情報を引き出せないからです。

「SaaS業界に詳しくない転職エージェントから紹介された結果転職したら、社内はボロボロだった」なんて事態は珍しくありません。外からは内情がわかりにくいSaaS業界だからこそ、SaaS業界に特別に詳しい転職エージェントを利用することをオススメします。

SaaS企業への転職に強い転職エージェントを選び、年収アップやワークライフバランス向上を