
年収をあげたい…
でも未経験からの転職で年収を上げるのは難しい
高年収の仕事は即戦力採用ばかり…
年収を上げたいと考えている営業職の方には、IT営業職への転職がオススメです。IT業界の平均年収は450万です。日本全体の平均年収400万と大差ありません。しかし、今働いている企業・業界から年収UPを見込める業界へ移りたいと考えているならIT業界の営業職をオススメします。
IT営業が高年収を狙える3つの理由は以下の通りです。
IT営業が高年収を狙える3つの理由
- IT業界は今後も確実にのびていく成長市場
- 業界上位のIT企業なら年収1,000万は珍しくない
- 業界内のキャリアアップ転職が多い
IT業界・IT営業とは


IT業界とは、「情報技術(Information Technology)」を取り扱う企業群をを指します。
最近では「情報通信技術(Information Communicaiton Technology)」を取り扱う企業群としてICT業界と呼ぶケースもあります。
iT業界については、以下の記事で詳細を解説しています。
IT業界とは?未経験者向けに10年経験者が図解で解説
情報技術を提供するIT企業の製品やサービスを、世の中の企業に提案するのがIT営業です。
IT営業が高年収を狙える理由①IT業界は成長市場


現在、日本は人口が減り続けています。人口が減れば、お金を使う人数が減り、経済成長も鈍化します。
しかしIT業界は成長し続けています。以下は経済産業省による、IT業界の売上高合計に関する調査結果です。


https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result/result_1.html
業界全体が成長するなら、その業界に所属する企業も成長していく可能性が非常に高いです。
企業の成長とは、事業拡大を意味します。事業拡大していくには企業として必要な人材が増えるため、人材の供給よりも人材に対する需要が強まります。
需要が高まれば人材のとりあいとなり、人材の価格も吊り上げられていきます。あなたがIT業界で活躍できる人材になれば、今後成長していくIT業界において、あなたの年収が上がりやすくなると言えます。



でも、今まで成長してきたからと言って今後も成長していくとは限らないですよね。国内の人口は減っていくわけだし。
今後も国内人口は減っていきますが、IT業界は確実に成長し続けます。主に2つの理由があります。
IT業界が成長する理由(1)働く人・時間が減るためITによる効率化が必須
現在、日本は人口が減り続けています。人口が減れば、働ける人も減っていきます。
企業はより少ない人数で今の事業を運営し、成果を上げ続けなければなりません。
なぜならば、「働ける人が足りないから」という理由で商品やサービスの品質を下げることは、消費者から納得を得られないからです。
例えば、あなたが普段使っているスマホが通信障害で使えなくなったとして、その理由を「人手が足りないから」と説明されたら納得できますか?


また、働ける人が減るだけでなく、働ける時間も減っています。
なぜならば、労働基準法の改正によって時間外労働の上限規制が2019年4月から始まったからです。
以前なら企業は社員にたくさん働かせることができましたが、現在は上限以上の労働をさせると法律違反となり、刑事処分されてしまいます。
働ける人数も時間も減っているが、サービスの品質は落とせない
そこで役に立つのがIT技術です。
今まで人手をかけてやっていた業務を一気に効率化して、少ない人数でも業務を回せるようにする力をITサービスは持っています。
働ける人と時間が減るほど、その減った労働力を補うためにIT製品・サービスへの需要が高まり、IT業界は成長していきます。
IT業界が成長する理由(2)IT技術を事業にとりいれないと生き残れない時代
デジタルトランスフォーメーションという言葉をご存知でしょうか。
2018年、経済産業省は以下のような声明をだしました。
各企業は、競争力維持・強化のために、デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)をスピーディーに進めていくことが求められる。
この背景には、あらゆる産業において、新たなデジタル技術を使ってこれまでにないビジネスモデルを展開する新規参入者が登場していることがあります。
既存の企業もデジタル技術を活用して対抗しなければ、新規参入者に淘汰されていきます。
待ったなしの生き残りをかけて、各企業はIT投資しています。
IT営業が高年収を狙える理由②業界上位のIT企業は高年収


2つ目の理由は、IT業界の中で、高い年収を提供している企業が多数存在するということです。
企業名 | 平均年収 |
---|---|
野村総合研究所 | 1,225万 |
電通国際情報サービス | 1,047万 |
三菱総合研究所 | 1,009万 |
伊藤忠テクノソリューションズ | 933万 |
オービック | 933万 |
日立製作所 | 890万 |
富士通 | 865万 |
日鉄ソリューションズ | 855万 |
NTTデータ | 841万 |
NEC | 829万 |
日本ユニシス | 808万 |



でも、これは業界トップクラスの企業ですよね?
私のようにIT業界未経験では入社できませんよ…
確かに、以上にあげた高年収企業は業界上位の企業です。業界未経験の人にとっては狭き門となります。
しかし、IT業界では業界内の転職によって、業界上位の企業へ転職を狙うことができます。
IT営業が高年収を狙える理由③業界内でのキャリアップ転職がさかん


IT業界では、業界内の転職がさかんです。
実際私もIT営業時代、営業組織の中で5割が中途入社という割合でした。
中途入社の社員はいずれも、企業規模や年収的には一段階下の企業から転職してきた人が大半でした。
どこかのIT企業にIT営業職として入社して結果を出せば、その経歴をもとにIT業界内で年収を上げていく転職は可能です。
IT業界が成長していく以上、多くのIT企業が事業拡大していくことになり、必要な人員の枠も増えていきます。
高年収を狙えるIT営業の枠はまだまだ増えていくということです。
今営業職ならITエンジニアよりIT営業がオススメ



IT企業いくならITエンジニアを目指した方が安定したスキルがつくのでは・・・?
もちろん、ITエンジニアとしてIT業界に入るのも1つの手段です。成長し続けているIT業界において、ITエンジニアの需要も高まり続けています。
しかし、今営業職のあなたが年収をあげたいなら、ITエンジニアよりIT営業をすすめます。
IT営業をすすめる理由
- 営業職からのITエンジニア転職は年収が確実に下がる
- 未経験からITエンジニアになるには、転職の前にプログラミング技術を身に着けて成果を出す必要がある
- 高年収IT企業のITエンジニアになるために必要な「際立った技術力」又は「上流工程の経験」を得るには長い年月が必要
一方で、今営業職のあなたがIT営業に転職するハードルは高くありません。
IT営業職に転職して成果を出せば、その後1~2年で更に年収の高いIT企業へ転職していくことも十分可能です。
IT営業に強い転職エージェント
IT営業への転職に興味があるなら、以下の5つの転職エージェントがオススメです。
未経験からのIT営業転職なら… | マーキャリ NEXT CAREER |
IT営業経験者の年収アップ転職なら… | JACリクルートメント |
とにかく全員登録しておくべき | リクルートエージェント |
地方でのIT営業勤務を希望なら… | ヒューレックス |
インサイドセールスへの転職希望なら… | ベイルズキャリア |
以下の記事では、全13社を比較して上記の5つをオススメする理由や、口コミ・評判を解説しています。
まとめ:年収をあげたいならIT営業になろう!


以上、IT営業が高年収を狙える理由を紹介しました。



IT営業が高年収を狙えるのはわかったけど、本当に自分に合っているのかわからない…
でもIT営業って激務なのでは?
そんな方々には、IT営業についてより詳細を解説している以下の記事も是非参考にしてください。